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トップページ > まちづくり・環境 > 生活環境 > 化学物質対策 > シックハウス症候群の予防のために

ページ番号:2985

掲載開始日:2023年7月6日更新日:2023年7月6日

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シックハウス症候群の予防のために

予防のために

化学物質による健康被害 シックハウス症候群の予防について

現代の住居には、多種多様の化学物質が使用されています。よく話題になるホルムアルデヒドは合板などに、またトルエンは壁紙・フローリングの接着剤などに使われています。その他にも、防虫剤や殺虫剤、家具からもさまざまな化学物質が室内に放散されています。こうした化学物質による深刻な健康被害が発生しています。これがシックハウス症候群です。

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群は総体的な名称で、通常は症状がでる部屋や建物から離れると症状が解消されるか、軽くなることが知られています。ごく微量の化学物質で被害がでる「化学物質過敏症」との関連も指摘されていますが、原因が複雑なことから科学的に未解明な部分が多くあります。
またシックハウス症候群は、次のような様々な症状が確認されています。
「めまい・吐き気・息切れ・目喉の痛み・鼻づまり・湿疹・集中力低下・頭痛・動悸」

日常生活における対策

シックハウス症候群は直接的には住まいから放散する化学物質により発症しますが、個人が生まれてから接触した化学物質の総量によって個人差が生じるとされています。したがって、日常的に不必要に化学物質を使用しない、あるいは放散を受けないようにすることが大切です。

気をつけましょう

1日に数回住まいの複数の窓を開け、室内の空気を入れ替えましょう。シックハウス症候群予防のためには換気が有効です。また換気システムのある住宅は、24時間運転をし、換気設備はフィルター清掃を定期的に行いましょう。

お互いの思いやり

シックハウス症候群の発症については、個人差があります。このためごく微量の化学物質との接触に悩んでいる人がいる反面、全く症状が無い人もいます。健康被害も問題ではありますが、シックハウス症候群に対する無理解が、発症している人にとって精神的にたいへんな苦痛となります。周囲の理解が大切です。

お住まいの室内化学物質濃度を簡易測定します

環境政策課では、市内に居住されている方を対象に、化学物質濃度の「簡易測定」を実施しています。測定できる化学物質は、厚生労働省がシックハウスの症状と定めている13種類の化学物質中のホルムアルデヒド、トルエン、パラジクロロベンゼンの3物質のみです。測定方法は、濃度測定を行いたい部屋を5時間閉めきった後、測定を開始します。1物質の測定には30分程度の時間が必要です。費用は無料です。訪問日時は個別にお受けします。ご希望の方は、環境政策課 電話042-481-7087までご相談ください。
なお、この測定値は、あくまでも目安となります。シックハウス症状の基本的な室内化学物質濃度測定をご希望する場合は、専門機関を御利用下さい。

シックハウス症候群についてのご相談は

健康障害等の原因が住宅や室内にあると思われた場合、すぐに関係機関等にご連絡・ご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

調布市環境部環境政策課 

電話番号:042-481-7086・7087

ファックス番号:042-481-7550