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掲載開始日:2015年7月9日更新日:2015年7月9日
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第18回調布市自治基本条例制定プロジェクト・チーム会議
会議概要
日時
平成21年5月14日(木曜日) 午後1時10分から3時まで
場所
特別会議室
出席者
15人
内容
これまでの自治基本条例の取組と今後の条例案の作成スケジュールについて確認を行いました。また、素案に向けた今後の考え方について、平成21年3月に作成した「調布市自治基本条例市民意見集」を基に検討しました。
議事要旨
「調布市自治基本条例市民意見集」を基にした今後の考え方について
- 今度の素案はどこがスタートとなるのか。検討案と意見集を検証させていくのか。
- スタートは検討案であるが、意見集も検証しながら次の素案を作成していく。
- 前文の作り方が大きなポイントだと思う。意見の各論や調布市らしさがある程度出せるのではないか。
- 前文は入れる予定だが、検討案の作成段階では各論を深めてから前文を作ろうという考え方であった。
- 意見交換会では、生活に関わる意見が多く、自治についてはあまり意識していないように感じた。次回、意見交換会をするのであれば、前回とは違った形で、シンポジウムやパネルディスカッションなどの方法で行ったらどうか。
- 理念条例であるというスタンスに変わりはないのか。
- 検討は必要だが、理念的な条例で行くスタンスは変えていない。
- 各論のように細かくしていくと今年度の制定は難しいのではないか。理念条例のスタンスでいいと思う。
- 自治会で一生懸命活動している人もいて、具体的な条例でないと物足りなさを感じるのではないか。具体的な取組についても見せていかないと難しい。自治会の活動等も担保していくような議論も必要かなと思う。地区協議会については、一つの具体的な事例として盛り込んでもいいのかもしれない。
- 地域のまちづくり活動もいろいろあるので、全て載せていくのは難しいと思う。以前議論で出た、地域コミュニティ等についても、もう一度議論していくことが必要ではないか。
- 意見交換会に出た感触としては、その後の展開を見せていかないとなかなか納得は得られない。
- 市としてどういう取りまとめをしてきたのか。検討案作成までの議論を振り返らなければならない。
- 市民生活に密着した課題についての意見が多い。市民・議会・市長の各主体の役割を明確にし、仕組みを説明していくのがよいのではないか。市民のまちづくりへの思いは大きいと感じている。きっかけがあれば、まちづくりに参加したいと思っている人も多い。条例制定が市民生活にどう影響するか、また理念的であっても個別条例があるということを市民に説明していく必要がある。
- 具体的なものよりも、個別条例を包括できるものにしていかなければならないのではないか。これまでの検討案をもとに条例案を考えるべき。
- 理念的な部分をなくすことはないが、具体的なことも盛り込みながら、その後の展開をしていくことも必要であると思う。
- 市民の意見は、生活に密着した内容が多くなってしまうので、基本的なことを示していくのがよいと思う。条例に具体的なことを示してしまうと、優劣が難しいと思う。福祉は入っているのに、環境は入っていないなどの意見が出る可能性があるため、早い段階で整理が必要だと思う。
- 自治の活動に加わっている人にとっては、意見交換をしながら条例を作っていく過程に意味があり、また自治の意識がない人への道徳的な基本になって行くといいと思う。個別具体的な条例だと皆さんの意見を聞けば聞くほど、意見が多くなり過ぎてまとまらなくなる可能性があるのでは。また、解説がないと分からないのではないか。
- 意見集からも市民感情とのギャップが分かった。暮らしに活きる条例であるということが示せればよいと思う。市民アンケートの数字があるが、庁内についても認知がどのくらいあるのか、内容、取組を知っているかが気になっている。市民向けに加えて、庁内に向けても取組の発信が必要。
- 多摩市の議会基本条例の説明会に参加したが、全てを網羅していくのが上位法だと思う。具体的なものでなくても、分かりやすいというコンセプトを崩さないためにも理念的であってよいのでは。また、ボリュームが増えてしまうことも懸念されてしまう。
- 普遍的な条例を作っていかなければならない。調布らしさを前文でどう表すか。
- 条例の効果が分かりづらいということがあると思う。この条例がどういう風に個別条例に影響を与えていくのかをうまく伝えられればと思う。
- なぜこの条例を定めるのかということに議論は集約される。理念的、普遍的でなければならない。無理に個別具体的なものを盛り込むのではなく、そもそも条例とはそういうものなのだということを示していくのがよいのではないか。
- この条例で市政がレベルアップしていくということを示していかなければならない。やり方も示さなければならない。具体的に何をやるのか、その仕組みを示していかないと意味がない。条文だけ検討するのではなく、市政として何をやっていくかを検討していかなければならない。
- 現在の要綱や指針などの中で、基本条例の制定により条例化するものがあってもよいと思う。
まとめ
今後は、素案を検討するとともに、それが具体的にどう影響するのか、ということを確認しながら進めていく必要があると思う。