市長コラム「手をつなぐ樹」第300号 「学生時代」

2017年5月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

「学生時代」

歌手のペギー葉山さんがお亡くなりになった。「南国土佐を後にして」や「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌、「ドレミの歌」などのヒット曲が思い出されるが、私の世代ではやはり、「蔦(つた)の絡(から)まるチャペル」で始まる「学生時代」が愛唱歌として最も多くの方の心に残っているのではないだろうか。中学から高校にかけて、イベントや旅行の際に作成する歌集には必ずと言ってよいほど入っていたと記憶する。
この歌が世に出たのは、ちょうど東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年。戦後約20年が経過し日本の産業復興は確かな足取りを辿りつつあったとはいえ、まだ高度経済成長が完全に軌道に乗る前の段階で、道路や下水道などの都市インフラの整備度合いも低い水準に留まり、豊かさを実感するにはほど遠い状況だったことは疑いない。
ただ、まだ社会情勢が混沌として、今とは比較にならないぐらい国民生活に貧しさも残る時代だったからこそ、あの歌に込められた青春時代の純粋な感情が多くの人の心根に共感として深く染み入ったような気もする。
現代の若者が生涯にわたって口ずさむのはどのような歌なのだろう。そこには、はたして彼らの感性における共通の抒情性が込められているのだろうか。

調布市長 長友貴樹

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