市たばこ税とは

市たばこ税は、たばこの製造者、特定販売業者又は卸売販売業者が、市内のたばこ小売販売業者に売り渡したたばこにかかる税金です。たばこには、市たばこ税のほか、国たばこ税、たばこ特別税、都たばこ税がかかります。

市たばこ税を納める人(納税義務者)

市たばこ税を納めるのは、たばこの製造者(日本たばこ産業株式会社)、特定販売業者(外国産たばこの輸入業者)、卸売販売業者です。
たばこの小売価格にはたばこ税が含まれていますので、実際に税金を負担するのは、たばこを購入した消費者となります。

市たばこ税等の税額と税率

市たばこ税の税額は、たばこの製造者等が市内のたばこ小売販売業者に売り渡した紙巻きたばこ等の本数に税率を乗じて計算します。
紙巻たばこ等の税率は、次の表のとおりです。

紙巻きたばこの税率(1,000本当たり)

期間	市たばこ税	都たばこ税	国たばこ税	たばこ特別税
平成30年9月30日まで	5,262円	860円	5,302円	820円
平成30年10月1日から	5,692円	930円	5,802円	820円
令和2年10月1日から	6,122円	1,000円	6,302円	820円
令和3年10月1日から	6,552円	1,070円	6,802円	820円

旧3級品の紙巻きたばこ(わかば、エコー、ゴールデンバット、しんせい、うるま及びバイオレットの6銘柄)は、特例税率が適用されており、税率は、次の表のとおりです。
令和元年10月1日以後は、特例税率が廃止され、旧3級品以外の紙巻たばこ等と同一の税率となります。

旧3級品の紙巻きたばこの税率(1,000本当たり)

期間	市たばこ税	都たばこ税	国たばこ税	たばこ特別税
平成28年4月1日から	2,925円	481円	2,950円	456円
平成29年4月1日から	3,355円	551円	3,383円	523円
平成30年4月1日から	4,000円	656円	4,032円	624円
令和元年10月1日から	5,692円	930円	5,802円	820円

加熱式たばこは、税法上パイプたばこに分類され、税率は使用する葉たばこ1グラムにつき紙巻きたばこ1本とされていましたが、平成30年度税制改正により、新たに加熱式たばこの課税区分を設けたたうえで、重量と価格をもって紙巻きたばこに換算する方式とされました。平成30年10月1日から5年間かけて段階的に移行されます。
詳細については、加熱式たばこに係る課税方式の見直しについて(国税庁ホームページ)（外部リンク）をご覧ください。

申告と納付の方法

たばこの製造者等が、毎月1日から末日までの間に売り渡したたばこについて算出した税額を、翌月末日までに市に申告し納付します。

たばこ税の手持品課税

たばこ税関係法令の改正によるたばこ税の税率引上げに伴い、たばこ税の手持品課税が実施されます。
たばこ税の手持品課税とは、販売業者(小売販売業者、卸売販売業者)の方が、税率引上げの日の午前0時現在に、店舗や倉庫等で一定本数以上の紙巻きたばこを販売のために所持している場合に、その所持している紙巻きたばこについて、税率の引上げ分に相当するたばこ税を課税するもので、該当する販売業者の方が申告と納付をします。
国たばこ税、たばこ特別税、都たばこ税についても手持品課税が行われ、その実施日等は、次の表のとおりです。

紙巻きたばこ等の手持品課税

手持品課税実施日 (税率引上げ日)	1本当たりの引上げ額 (市たばこ税分)	申告期限	納期限
平成30年10月1日	0.43円	平成30年10月31日	平成31年4月1日
令和2年10月1日	0.43円	令和2年11月2日	令和3年3月31日
令和3年10月1日	0.43円	令和3年11月1日	令和4年3月31日

旧3級品の紙巻きたばこの手持品課税

手持品課税実施日 (税率引上げ日)	1本当たりの引上げ額 (市たばこ税分)	申告期限	納期限
平成28年4月1日	0.43円	平成28年5月2日	平成28年9月30日
平成29年4月1日	0.43円	平成29年5月1日	平成29年10月2日
平成30年4月1日	0.645円	平成30年5月1日	平成30年10月1日
令和元年10月1日	1.692円	令和元年10月31日	令和2年3月31日

手持品課税の詳細については、たばこ税の手持品課税について(平成28から令和3年)(総務省ホームページ)（外部リンク）をご覧ください。