市長コラム「手をつなぐ樹」第36号 運動会にて

2004年6月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

運動会にて

 親しい友人が転勤になるという。ささやかな送別会を催した。聞けば、五十路を前にして妻子を残す単身赴任とのこと。寂しげな様子がひしひしと伝わってくる。杯を持つ手がいかにも重そうだ。
 思い起こせば今から6年前、結果的にはサラリーマン生活最後となった転勤に臨んで、私もなんとか家族全員での生活を続けたいと強く願った。そのため、高校生を頭にした3人の子どもたちには急に異国での生活を強いることになり、ある意味では負担をかけてしまった。
 そのことが彼らの人生にどのような影響をもたらすことになるのか、まだ最終的な答を得るには至っていない。しかし、成人となり、独り立ちする前の貴重な時間をできるだけ家族で共有しようとしたことは間違っていなかったはずだと自分では思っている。
 先日の運動会シーズン、いくつかの学校にお邪魔した。さまざまな競技に懸命に取り組む子どもたち、そしてそれを温かく見守るご家族の笑顔。
  「考えてみれば、親子が共に暮らし、意思の疎通を図る期間は、意外に短いと言えるのかもしれないな」。微笑ましい光景を目の当たりにしながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。

調布市長 長友貴樹

 

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