市長コラム「手をつなぐ樹」第62号 戦後60年に寄せて

2005年8月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

戦後60年に寄せて

 市内で、ある美術展を拝見した。展覧会のタイトルに「平和」という言葉が用いられていたので、「平和が作品の共通テーマなのですか」と伺ったところ、「特別にそういうことではありません。ただ、しいて言えば、このように自由に絵が描ける環境は平和だということでしょうね」とのお答えをいただき、なるほどと納得した。
 毎年8月は、2度の原爆投下および終戦を想い起こし、多くの人々と同様に私も、平和な社会の継続のために努力することを心に誓う。
 ただ時折、今後の日本を考える時に不安を覚えるのは私だけだろうか。「平和」の対極に「戦争」があるとすれば、戦争を誰も実体験として知らなくなった時に平和の尊さを再認識することは、極めて難しい。
 私の両親はともに大正半ばの生まれであり、戦争によって大変な苦労を強いられた世代である。特に父はいわゆるシベリア抑留組で、命からがら帰国してきたという。そのため幼児期から、父母により戦争の悲惨さをよく聞かされていた。
 あと10年もすれば、実際に戦争を体験した方が本当に少なくなることだろう。今後私も、戦争の惨禍を伝えることに貢献していきたいと思っている。

調布市長 長友貴樹

 

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