「頑張る地方応援プログラム」に基づく調布市の取組
2012年4月1日 更新
頑張る地方応援プログラム
「頑張る地方応援プログラム」は、やる気のある地方が自由に独自の施策を展開することにより、「魅力のある地方」に生まれ変わるよう、地方独自のプロジェクトを自ら考え、前向きに取り組む地方公共団体に対し、国(総務省)が地方交付税等の支援措置を講じるとして、平成19年度から実施されました。
調布市は、この制度に参加し、市独自の政策課題の解決に向け、住民の皆様のご協力も賜りながら、具体的な成果目標を定めて取り組んで参ります。
調布市における取組
調布市では、平成17年に、安心して子どもを産み育てられる環境づくりと、子どもたちが夢をもって健やかに成長できる環境づくりの基本理念を定めた「子ども条例」を制定するとともに、その理念を具体化する計画として「調布っ子すこやかプラン」を作成し、取組をすすめています。
今回、頑張る地方応援プログラムへの申請にあたり、特に市政の重点的取組と位置付けている保育園待機児童の解消と学童クラブの充実、並びに心身の発達に遅れやかたより、障害のある乳幼児とその家族に対する支援事業等を推進するため、プロジェクトとして位置づけ、年次目標の達成に向けて取り組んで参ります。
「調布っ子すこやかプラン推進プロジェクト」
目的、概要
「すべての子どもがいきいきと育ち、また、安心して子どもを産み育てられる」環境の整備を目指します。
- 保育園待機児童の解消
毎年100人を上回る保育園待機児童が生じており、これを早急に解消するため、地域に応じた保育施設の整備(誘致)を図る。 - 学童クラブの充実
1小学校区1学童クラブの設置を目指して未設置地区への学童クラブ設置を図るとともに、今後の児童数の状況を見極め、必要な地域に学童クラブを新設する。 - 発達障害児等への支援
早期発見・対応が望まれる発達障害児に対する療育を継続して実施し、事業の拡充を図るとともに、家族等への相談部門を新設する。
具体的な成果目標
各事業の成果目標は次のとおりです。
- 保育園待機児童の解消
認可保育園の定員の拡大を図る。
「平成19年度 2,519人」を「平成21年度 2,739人」に - 学童クラブの充実
学童クラブ施設の拡大を図る。
「平成19年4月1日 21施設」を「平成22年3月31日 27施設」に - 発達障害児等への支援
障害児一人ひとりに必要な療育が適うよう、障害児通園部門の療育時間を週平均12時間から週25時間に拡大延長するなど拡充するとともに、平成21年度から保護者等への相談部門を新設する。
プロジェクトの計画期間
平成19年度から平成21年度まで
プロジェクトを構成する具体の事業・施策(3年度間)
名称 |
事業概要 |
事業費 |
---|---|---|
保育園待機児童の解消 | 市民の多様な保育ニーズに応えられるよう、様々な運営形態による新たな保育施設の整備(誘致)等を行うとともに、保育施設のための用地・施設を賃借するなどの手法により、保育園待機児童解消に向けた保育施設の受入枠を新たに確保する。 |
110,188千円 |
学童クラブの充実 | 学童クラブ未設置地区に施設を新たに開設するとともに、暫定的に定員を拡大して運営している学童クラブが設置されている地区内にも新たな施設を整備し、ゆとりある学童の育成環境を目指す。 |
324,535 千円 |
発達障害児等への支援 |
心身の発達に様々な遅れやかたより、あるいは障害のある乳幼児に、専門的療育(障害児の通園による専門的療育、乳幼児発達教室、聴能言語訓練事業)を継続して行う。 上記の事業では、障害のある乳幼児の受入枠や療育時間が充足できていないため、新たな施設を開設し、事業を拡充することにより、子ども一人ひとりに合った療育回数等を確保する。併せて、家族等によりきめ細やかな相談を行う部門を平成21年度から新設する。 |
154,454 千円 |
総計 |
589,177 千円 |
各事業の詳細についての問い合わせ先
- 保育園待機児童の解消
子ども生活部保育課 042-481-7758 - 学童クラブの充実
子ども生活部児童青少年課 042-481-7534 - 発達障害児等への支援
子ども生活部乳幼児発達課 042-486-3155
このページに関するお問い合わせ
- 子ども生活部 子ども政策課
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電話番号:042-481-7106・7757
ファクス番号:042-499-6101