市長コラム「手をつなぐ樹」第112号 家族の絆とは

2008年4月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

家族の絆とは

 私は囲碁ができない。その昔、習得を拒否してしまった。話は単純だ。私の父は若い頃から囲碁好きでわが子にも教えこもうとした。が、問題はその教え方だ。まだ小学校に入るかどうかの幼児期に正座をさせられた上に、頭ごなしに「じょうせき」とやらを覚えろと言われる。ちょうど今頃の時期ではなかっただろうか。春のうららかな日差しの下、外からは友達の遊ぶ声がひっきりなしに聞こえるが、その輪に加わることもできない。これで囲碁を好きになれというほうが無理だ。
 ただ、そのことを胸に深く刻み込んでいたはずなのに、ああそれなのに私も10年ほど前、スポーツの手ほどきで息子に同じことをしてしまった。強制的な指導にあれほど嫌悪感を持っていたのに、つい本気になり星一徹(註)を演じてしまった。ほんとうに愚かなものだ。
 毎年桜の季節になると、このことをよく思い出し、ひとり苦笑する。ただ、そんな他愛もないできごとの繰り返しで家族が成り立っているのだなあと最近つくづく思う。
 現在、親とは遠く離れて住んでいるので頻繁には会えないが、今年は妻の両親も一緒に、遅ればせながらの両家合同金婚祝いでも企画したいと考えている。

調布市長 長友 貴樹

(註)劇画「巨人の星」の主人公、星飛雄馬の父。プロ野球選手に養成するために幼児期から厳しい試練を飛雄馬に課す。

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