市長コラム「手をつなぐ樹」第125号 半世紀を隔てて

2008年11月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

半世紀を隔てて

 アメリカ大統領選挙でオバマ候補が勝利した。
 その直後に、ある日本の新聞社が実施した日本国内での世論調査によると、選挙結果を「よかった」と思う人がなんと79パーセントに達し、「よくなかった」と思う人はわずか4パーセントだったという。アメリカ国内よりはっきりした優劣の判定を両候補者に下しているが、日本におけるこの反応をどう見ればいいのだろうか。
 年代別では特に20代から40代の若い世代に「よかった」という人が多く、8割を超したという。これはやはり時代の変革(チェンジ)を47歳の若い指導者に託したいという期待感の表れだろうか。
 しかし、年配の日本人の間にも結果を支持する声が多く、その割合は60パーセント以上に達したようだ。私見だが、日本でも1950年代から60年代にかけてのアメリカにおける公民権運動を記憶している世代は今回の結果をある種の感慨を持って受け止めたのではないだろうか。自由で夢に満ちた繁栄の側面を光とすれば、黒人に対する人種差別は明らかにアメリカの暗い影の部分だった。あれからわずか半世紀で。
 必ずしもオバマ氏の政策を深く理解した上での評価ではないのだろうが、時代の閉塞状況を反映しているとは言えそうだ。

調布市長 長友 貴樹

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