市長コラム「手をつなぐ樹」第152号 賢人にして

2010年2月20日 登録

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賢人にして

 年が改まったと思ったらもう2月も後半となった。まことに時の過ぎゆくのは早いものだ。
 また、この2月は受験の時期でもある。来月にかけて落ち着かない日々を過ごされるご家庭も多いことだろう。そして、あとひと月もすれば桜花爛漫(らんまん)の中で新年度となり、進学、就職、転勤など多くの方が新たな出発点を迎えられることとなる。
 その門出に際し、当然ながら人により抱かれる思いはさまざまだろう。私自身は30年近くサラリーマン生活を送ったが、正直言って希望したポストに配属されたことはほとんど無かった。それを苦笑とともに思い起こす。
 昨年から、朝のテレビで漢詩のミニ番組を楽しんでいる。名高い詩の解説を聞きながら、漢字文化の奥深さを再認識するとともに、遠い昔の賢人たちの人生に対する深い洞察力に感じ入っている。
 ただ、今回あらためて多くの詩に触れてみたとき、その中に案外おのれの人生を省みたうらみごとが多いことに気づく。幾多の詩人が都落ちしたわが身をみじめに思い、いわゆる落魄(らくはく)の境遇を悲哀に満ちた言葉で表現している。
 人の世を冷静に分析する識者にしても達観することは難しい。そう思えば、われわれ凡人は多少気が楽にもなるのだが。

調布市長 長友 貴樹

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