市長コラム「手をつなぐ樹」第173号 「頑張ろう」、そして

2011年5月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

「頑張ろう」、そして

 以前、ある外国人の方が、流暢(りゅうちょう)な日本語でこのように言われた。「日本語の「頑張る」という言葉をほかの言語に置き換えることは難しいのです」。
 我々日本人は日常生活で口癖のように、頑張れ、頑張ろうと言い合っている。これは、同族意識における連帯感のもとの向上心、あるいは不屈の闘志とでもいうことになるのだろうか。前述の方は、欧米には自分でベストを尽くすと言い、他人にご多幸をという表現はあるが、なにがなんでも目的を達成するまで努力するような意味合いの言葉を日常茶飯に使うことはないと言われた。それは決して、日本人の頑張りを否定するような指摘ではなかったが。
 未曾有の大災害によるおびただしい数の被災者の方々に今後とも支援の手を差し伸べ、全国民が一緒になって苦難を乗り越えていくことは当然であり、調布市として、また一国民として、できるだけのことをしていきたい。
 ただ、あれだけ悲惨な出来事に見舞われた方々に、特に身寄りのなくなった子どもたちなどに対して、ただ頑張ろうだけでは、時としてあまりにかわいそうな感じがしてしまうのは私だけだろうか。温かく包み込むことがこんなにも難しいかとつくづく思う毎日だ。

調布市長 長友貴樹

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