第1回多摩川の外来植物駆除を実施
2011年10月5日 更新
守ろう多摩川のいきもの
多摩川には様々な外来植物が生育しており、在来の植物の生育環境が減ってしまいました。
多摩川の生物多様性を保全するために、生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物であるオオキンケイギクやアレチウリなどの植物の駆除をするイベントを一般社団法人生物多様性保全協会と調布市が共催で開催いたしました。
雨上がりで8月にしては涼しい平成23年8月27
アレチウリ班では、一面にある大量のアレチウリでしたが、ひたすら引き抜いて袋に入れ、オオキンケイギク班では、オオキンケイギクの根をシャベルで掘りながら駆除しました。
参加者からは、アレチウリを引き抜く作業は、爽快感があった。オオキンケイギクの近くに自生する貴重種のカワラサイコの花も見ることができ、カワラサイコを守るためにもこの駆除活動が必要であることが実感できた。とても楽しかったという声をいただきました。
このような駆除活動は、一般社団法人生物多様性協会、調布市ともに初めての開催となりましたが、当日は、小学生から大人まで28名の方に参加いただき、1時間程度駆除を行いました。
その結果、アレチウリは2,485リットル、約322kg、オオキンケイギクは210リットル、約8kgを駆除することができました。
生物多様性の保全のためには、このような活動を継続的に行っていくことが必要です。
平成23年度は、もう1回駆除活動を予定しています。
今回の駆除活動の詳細は、ダウンロードの報告書をご覧ください。
団体詳細
主催
一般社団法人生物多様性保全協会
共催
調布市(環境政策課・調布市多摩川自然情報館)
問い合わせ
一般社団法人 生物多様性保全協会 03-5466-3530
調布市環境部環境政策課 042-481-7086
このページに関するお問い合わせ
- 環境部 環境政策課
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電話番号:042-481-7086・7087
ファクス番号:042-481-7550