市長コラム「手をつなぐ樹」第233号 「何でも見る」意欲

2014年2月20日 登録

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「何でも見る」意欲

 ソチ五輪における中学生メダリストの誕生は嬉しいニュースだった。そして、あまり緊張感を覚えなかったとの平野君(高校生の平岡君も)のコメントを聞いて、とても頼もしく感じたものだ。現代の若者は物怖(お)じしなくなってきているのだろうか。
 しかし、精神的には逞(たくま)しくなってきたかもしれないが、その反面、一般的には内向的になったとの指摘もある。スポーツや芸術などの明確な目的がある人たちを例外として、現代のわが国においては、海外に雄飛しようとする若年層が明らかに減少してきていると言われて久しい。
 我々の時代は、子どもの頃からまだ見ぬ外国にそこはかとない憧憬(しょうけい)の念を抱いていたように思う。特に、テレビを通じて初めて知り得た豊かなアメリカの日常生活。オーブンや食器洗い機まで含めた豪華な電化製品や大型乗用車に目を奪われながら、日本の生活水準を少しでも向上させたいと念願したものだ。そして、そのためには先進国を実際に見てみたい、あるいは、かの地で学ぶ機会を得たいと考える若者の比率は今より遥かに高かったと言えよう。
 現在の日本の平均的生活水準は、間違いなく世界最上位に位置するまでになった。しかし、今後の国のあり方を考えるためにも、世界を知ることは常に極めて重要だと思うのだが。

調布市長 長友貴樹

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