平成25年度 第5回 調布市地域福祉推進会議 【議事要旨】 日時 平成26年1月28日(火)18:30〜20:30 場所 文化会館たづくり 西館2階 予防接種室 【出席】 1 出席委員 19人 2 事務局出席 福祉健康部(福祉総務課,高齢者支援室高齢福祉担当,高齢者支援室介護保険担当,障害福祉課,健康推進課,子ども発達センター),子ども生活部子ども政策課 3 傍聴者 2人 【資料】 <事前送付資料> 1 平成25年度第4回 調布市地域福祉推進会議 議事録 2 平成25年度第4回 調布市地域福祉推進会議 議事要旨 3 資料1 市民福祉ニーズ調査 時系列比較の結果 4 資料2 市民福祉ニーズ調査 共通設問の結果 5 資料3 市民福祉ニーズ調査 自由回答の結果(市民) 6 資料4 福祉の担い手へのグループインタビュー結果 7 住民懇談会(第2回)の案内 <当日配付資料> 議事次第 1 調布市民福祉ニーズ調査 クロス集計結果 2 認知症高齢者等を介護する家族支援マップ 【議事要旨】 1 平成25年度第4回調布市地域福祉推進会議の議事録・議事要旨について 議事録について意見はなく、確定した。 2 調布市民福祉ニーズ調査について  事務局より,調布市民福祉ニーズ調査について,クロス集計結果を用いて説明した。 ・<事前送付資料> 資料1 市民福祉ニーズ調査 時系列比較の結果 資料2 市民福祉ニーズ調査 共通設問の結果 ・<当日配布資料> 資料1 調布市民福祉ニーズ調査 クロス集計結果 3 市民福祉ニーズ調査 自由回答の結果(市民) 【委員意見・質疑応答】 ○自治会加入率は次第に下がってきている。 ○「賃貸の集合住宅(マンションなど)」に、「加入していない」が80.3%とものすごく多い。人と人とのつながりをあえて遮断するようなところを選んで入っているという見方もできないか。 ○昔は自治会に入るもの、ゴミも自治会に入っていなければ出せないというようなことも言っていたが、災害時、食糧品、援助物資も、その辺はどういうふうにするか。 ○自治会自体の崩壊を食い止める対策も含めて、しっかり考えていく必要があるのではないか。 ○お祭りとか、住民の方々に周知するにはとても難しい状況だと思う。 ○若い方が入らない、それが一番問題。 ○ゴミ収集が戸別になり、なぜ自治会に入る必要があるのか。主婦も仕事をしている方が多く、こういう負担ができない。 ○地域の防災訓練に参加して、いざとなったら自治会の名簿を使うので、自治会に入っていないと、そこにあなたがいるということがわからない、という説明を受けた。 ○ゴミ収集から災害時の助け合いへ、自治会になぜ入る必要があるのか、わかりやすい理由が必要かもしれない。 ○男性は、仕事をしている間はご近所づきあいはできないが、リタイアすると時間がある。近所づきあいや地域活動への参加は、リタイアの時期がチャンスだ。 ○サロン活動で、飲みたい人がお酒を持ってきて、ちょっと一緒に飲んだりすると雰囲気が和やかになり、男性も参加しやすい。 ○災害時に備えて自治会に住所などを事前に知らせるということについて、障害の違いで数字が違うのは、身体障害の方は自分で書き、精神障害、知的障害の方はご家族が助けられなかったらだれか助けてという思いで書き、そういうことが数字に出たのではないか。 ○一人で判断はできるけれども避難はできないとか、一人では判断も避難もできないというふうに答えた方が事前に住所などを知らせておくことについてどういう反応を示されたか。そこはクロス集計を取ったほうがいい。 ⇒事務局:今は作成していないが、取ることはできる。 ○個人情報の保護はしっかりやってもらわなければいけない。 ○災害時に備えて、自治会等に住所・氏名・状況等を知らせることについて、高齢者は「知らせたくない」人が3.3%しかなかった。聞き方によって「知らせてもいい」という人をもっと増やせるのではないか。そこの工夫をぜひしていただきたい。 ○専業主婦のパワーはすごいと感じている。ボランティア、地域活動は時間があって、生活に余裕がないと厳しい。若い世代を巻き込むというところでは、専業主婦が力を発揮してもらえるような支援というか、優遇策もないといけない。 ○リタイアした男の人たちでうちに閉じこもっている人が多い。知識もあるし、そういう人たちが出てくるように広げることで、ものすごいパワーになる。そういう人たちに見守りでも何でもしてもらえると、地域が活性化するのではないか。 ○ひとり暮らしの高齢者は確実に増えていく。こういう人たちを一番みんなでケアしなければいけない。自治会のメリットというのをきちんと出していけるとやりやすい。 ○移動困難な人たちにとって、もし災害が起きたとき、確実な情報をどうやったら伝えられるか、それを考えていただけると有り難い。 ○高齢者を意識する年齢は80歳以上。これからは高齢者と認識するのは80歳と思ったほうがよい。 ○リタイアしてからかなり時間があるので、その間、地域で仕事をしっかりやってもらう。年齢的には比較的元気で自分はまだまだ年寄りではないぞという気持ちを70歳代の方はお持ちになっているので、それを前提にいろんなことを考えていく必要があるのではないか。 ○ボランティア活動をすごく狭く考えてしまって、それだったらやっていないというふうになっている場合が結構あるのではないか。あまり取り組みたくないという人が3年前よりも増えた。取り組みやすい条件、取り組まない理由の分析をして、地域活動を計画としてつくっていかなければいけないので、大きな課題として意識しておく必要がある。 ⇒事務局:ニーズ調査の質問をするとき、取り組みの事例をいくつか挙げさせていただいているが、少しハードルが高い設定になってしまい。そこまではやっていない、そこまではやれないという気持ちにさせてしまった感がある。 ○ボランティアという言葉は一般的に浸透していると思うが、教育の場ではなぜボランティアという言葉を使わないのかというのが気になる。 ⇒会長:ボランティアという言葉は文科省も使っていた。けれども、自発的な活動なのに教育のプログラムでやるのに自発的というのは矛盾があるのではないかという議論が結構あったので、奉仕活動という言葉を使ってやるようになったのではないか。 3 福祉の担い手へのグループインタビュー結果について  事務局より,グループインタビュー調査について,説明した。 ・<事前送付資料>資料4 福祉の担い手へのグループインタビュー結果 【委員意見・質疑応答】 ○10代の子どもたちにボランティア精神などをどうやって教育するか、子どもの教育は重要ではないか。 ○災害のときなど、大学、専門学校、高校、中学ぐらいまで大きな力になる。そういうところとの連携を深めていくというのは非常に大事なことになる。 4 地域別住民懇談会(第2回)について  第2回の地域別住民懇談会は、下記の日時・会場で実施する。 深大寺地区:2月2日(日) 希望の家深大寺 国領・染地地区:2月8日(土) あくろす 深大寺地区は3人、国領・染地地区は5人の委員が参加を希望した。 5 その他 意見は、2月7日までに事務局へ、メール、FAX等で送付する。 次回は3月11日(火)18:30〜 文化会館たづくり西館2階 予防接種室