PUBRIC INFORMATION CHOFU みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布 市報 ちょうふ 【1】 No.1483 平成26(2014)年3月20日 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511 東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■調布市ホームページ http://www.city.chofu.tokyo.jp/ 電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 文化会館たづくりに災害対策用地下水利用システム設置…2 病児・病後児保育事業の平成26年度登録開始…3 ごみ指定収集袋の無料交付…3 生活用品活用カード掲載終了・生活用品活用コーナー終了…4 春の予防接種…6・7 麻しん患者が増加しています…9 「市報ちょうふ」は市内全戸に配布しています 災害情報は調布FM83.8MHzで 平成26年度における基本的施策について 問合せ/政策企画課電話481ー7368 「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」を目指して  2月28日から始まった平成26年第1回市議会定例会において、長友市長は、平成26年度における市政経営に対する基本的な考えについて、所信を表明しました。要旨は次の通りです。  基本的施策の全文は、市のホームページ、公文書資料室(市役所4階)及び各図書館でご覧になれます。 (注)予算と主要な施策については、平成26年第1回市議会定例会での議決により確定したのち、市報4月5日号でお知らせします はじめに  昨年1年を顧みて、まず思い起こされるのは、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)が、我が調布市に立地する味の素スタジアムをメイン会場として開催されたことであります。市制施行以来最大のイベントといえるこの大会において、調布市は、市内の競技団体や自治会、企業、学校等のほか、800人近い市民ボランティアの献身的な御協力など、多大なる市民の力に支えられ、メイン会場地として課せられた重責を果たせたものと考えております。  また、三鷹市と共同で整備を進めてきたクリーンプラザふじみについては、昨年4月に本格稼働いたしました。地域の方々の御理解と御協力への感謝の念と合わせ、そこに至るまでの長い道のりに思いを馳せ深い感慨を抱いたところであります。  そして、この1年余は、新たな重要課題として食物アレルギー対策に全力で取り組んで参りました。今後とも取組を改善・強化して参ります。  こうした昨年1年と合わせ、一昨年の京王線の地下化まで振り返りますと、この1、2年は、まちの歴史に残る大事業が、相次いで結実し、調布市のまちづくりにとって大きな節目の時期であったと申せましょう。 平成26年度の位置付け  平成26年度は、厳しさの続く財政状況を前提に、調布市の夢のあるまちづくりを前進させていく年となります。基本計画の2年次目として、計画に位置付けた重点プロジェクトをはじめ、市民の安全・安心、市民生活支援への継続的な取組など、各施策・事業を着実に推進して参ります。  併せて、各施策を取り巻く環境変化や基本計画事業の取組状況等を踏まえ、平成27年度からの4年間を計画期間として、基本計画の時点修正を行って参ります。  今後約5年の間に、中心市街地は大きく変貌を遂げ、今世紀の新たな調布のまちの骨格がおおむね定まって参ります。こうしたハード面の整備と合わせ、にぎわいの創出や文化交流、安全・安心のまちづくりなどソフト面の充実により、市民が豊かさを感じられるまちが実現していくものと考えております。  平成26年度は、こうした今後5年のまちづくりのイメージを、市民の皆さんにも共有していただけるよう、各事業を前進させて参ります。 市政を取り巻く環境  一昨年来、我が国の経済状況に関して明るい兆しが見え始めています。しかしながら、景気回復の実感は、地域経済や中小企業には十分波及しておらず、平成26年度においては、本格的な景気浮揚にはまだ至らないとの観測が強いことも一面の事実と言わざるを得ません。このため、来年度においては、依然として困難な状況を脱しきれない市内産業をどう下支えできるかに腐心することが、市に課せられた大きな使命であることは論をまちません。  こうした中、この4月から消費税増税が実施されることから、市民生活や地域経済への影響を的確に把握し、適切に対処していかなければなりません。  消費税率引き上げに伴う負担軽減策として国が実施する臨時福祉給付金等については、対象市民に円滑に支給できるよう取り組んで参ります。また、商店会等と連携したバイ調布運動、市独自の事業承継支援など市内商工業への支援に意を注いで参ります。 まちづくりの基本理念の実現に向けて  基本構想に掲げたまちづくりの基本理念の実現に向け、非核平和都市宣言及び国際交流平和都市宣言に基づく平和事業や各種人権啓発事業等を実施しています。  中でも、戦後68年が経過し、戦争体験者の方々が少なくなっていることを踏まえ、戦争の悲惨さ、平和の尊さを若い世代に伝えていくことは、特に重要であると認識しております。引き続き、核兵器の脅威や平和の尊さを考える機会を提供して参ります。 2つの基本的な考え方による市政経営の推進 (1)参加と協働のまちづくり  基本条例の実効性を高めるため行革プラン2013に位置付けた参加と協働に係る各種取組のうち、パブリック・コメント制度については、議会での御意見等を受け、運用面での改善を図り、早期の条例制定を目指して参ります。併せて、審議会等の会議の公開に関する条例についても、平成26年度での制定に向け取組を進めます。  参加と協働の基盤となる地域コミュニティの醸成については、地域における自主的な市民活動や地域コミュニティ活動の更なる活性化を促進するため、効果的・効率的な支援の充実に向け、引き続き検討を重ねて参ります。  参加と協働の前提となる市政情報の提供については、今般リニューアルしたホームページをはじめ、市が活用できる様々な媒体・機会を通じて、引き続き積極的な情報提供と活発なパブリシティ活動を推進して参ります。 (2) 持続可能な市政経営  持続可能な市政経営については、今後とも、行革プラン2013を着実に推進し、不断の行財政改革に取り組んで参ります。  PDCAマネジメントサイクルによる市政経営については、事務事業の在り方等の検証と必要な見直しに取り組み、諸計画の修正と予算編成につなげて参ります。  財政運営においては、指針となる財政規律ガイドラインを見直し、今後とも財政規律を保持する考えの下、財政構造の見直しや財政基盤の強化に取り組んで参ります。 予算編成に当たって  市の財政については、健全性を維持しつつも、厳しい状況が続いております。このような状況下、全職員が共通認識を持つ中で、第1に基本計画事業の着実な推進とともに、新たな重要課題への対応を図ること、第2に既存事業の不断の見直しにより、市政の第一の責務としての市民の安全・安心の確保と市民生活支援に取り組むこと、第3にあらゆる角度からの財源確保と経費縮減の取組など行財政改革の取組を推進し、財政構造の改善と財政基盤強化に取り組むこと、以上の3点を基本姿勢とした平成26年度予算を編成しました。  平成26年度におきましても、「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」の実現に向け、市民、議会の皆様と共に夢のあるまちづくりを着実に推進していく所存であります。 私にもできるごみ減量 始めよう「地域集団回収」  地域で集めた資源物に1キロあたり8円の奨励金を登録団体に交付します。自治会、集合住宅、子ども会などの地域のコミュニティづくりにお役立てください。 ≪対象品目≫新聞紙、雑誌、段ボール、古布、ビン、カン、紙パック ごみ減量への第一歩、身近なことから始めましょう 問合せ/ごみ対策課電話481-7812