市長コラム「手をつなぐ樹」第238号 魅力ある首都の形成に向けて

2014年5月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

魅力ある首都の形成に向けて

 先月、某大学の依頼を受け特別講義を行った。大学の授業については以前、今回とは異なる学校で3年ほど国際関係論の非常勤講師を務めた経験があるが、それはもう20年以上前のことで、多少の緊張感を抱きつつ久々の教壇に立った。テーマについては地方自治の問題点に関し自由設定とのことだったので、考えた末に「今世紀の東京のあり方」とさせてもらった。
 まだあまり声高な議論には至っていないが、東京都のある調査によれば、今世紀末に都の人口が現在から半減近い713万人にまで落ち込むと予測されている。そうなれば、当然生産年齢人口(註1)は急減するが、他方、高齢化率(註2)はその間も上昇の一途を辿り21世紀末にはなんと45パーセントにまで達するとされる。そして、もし推定通りなら、その過程で事実上、自治体経営は崩壊すると危惧する向きもある。
 そうさせないためには、なんと言っても人口減に歯どめをかけるための国の思いきった施策が必要となるが、並行して東京都および都内各市区町村にも、魅力ある首都の形成に向けたオール東京的視野の政策立案が強く求められることになる。
 今月8日には、全国約1,800市町村の半分が2040年には存続困難とのショッキングな人口推計も発表された(註3)。対策の検討はもう待ったなしだ。

調布市長 長友貴樹

(註1)15歳から64歳まで
(註2)65歳以上の高齢者の総人口に占める割合
(註3)民間の有識者らでつくる「日本創成会議」(座長・増田寛也元総務相)のまとめ。存続困難な予測には東京都の自治体も含まれる。

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