今冬の電力需給ひっ迫に伴う省エネ・節電行動にご協力を(12月1日から3月31日まで)

2022年12月1日 更新

資源エネルギー庁資料より一部抜粋した画像

今冬の電力需給ひっ迫に伴う省エネ・節電行動にご協力を

今冬の電力需給は、全国で瞬間的な需要変動に対応するために必要とされる予備率3パーセント以上を確保しているものの、依然として厳しい見通しです。
そのため、政府から国民・事業者に向けて省エネ・節電の協力の依頼がなされています。

特に冬場は、暖房に、給湯にと、エネルギー消費の多い季節です。
体調に無理のない範囲で対策に取り組んでいただくようお願いいたします。

節電期間

12月1日(木曜日)から3月31日(金曜日)まで

(注)終日、体調等に無理の無い範囲で、省エネ・節電のご協力をお願いいたします。

冬は朝と夕方の電気の使い方に注意

冬は、1日の活動が始まる9時から10時頃、日が沈んで暗く・寒くなる午後5時から6時頃に電力使用のピークを迎える傾向にあります。

また、冬は太陽光発電による発電量も少なくなり、その分、地球温暖化の原因となる化石燃料を燃やして作る電気を使うことになります。

お願いする省エネ・節電行動(例)

会社で、家庭で、WARM BIZ(ウォームビズ)に取り組もう

ウォームビズは、暖房中の室温20度を目途に、過度な暖房に頼らず、今までのライフスタイルを少し見直して衣食住の工夫で、暖房に必要なエネルギー使用量を削減するものです。

  1. ひざ掛けストールなどを活用し、室温20℃でもあたたかく。
  2. 温度計、湿度計を近くに置いて室内環境を「見える化」 。過度な暖房にならないように。
  3. 」でからだも室内もあたため、湯気で加湿効果も。

その他

国・東京都の発信については、外部リンクをご覧ください。

家の中の熱は、窓から逃げていく事をイメージした画像

(注)赤い部分が、家の中から外に熱が逃げているところです。

(画像出典)日本建材・住宅設備産業協会ホームページ

省エネの基本は断熱! 寒さは窓からやってきます

せっかく暖房で室内をあたたかくしても、すぐに寒くなってしまうような部屋では、とても暖房効率が悪く、暖房がひたすら頑張ってエネルギーを使い続けます。

まずは、部屋のあたたかさを逃がさない工夫をすることが重要です。

冬は、室内のあたたかさの約50パーセントは窓から流出していきます。

窓から寒さが入ってこない工夫をしましょう

今すぐできる!窓の工夫

  1. 床まで届く厚手のカーテンで窓から熱を逃がさない
  2. じゅうたんを敷いて窓際の床を冷やさない
  3. 隙間テープで窓の隙間をふさぐ
  4. 窓ガラスに断熱シートを貼る

今なら高断熱窓・ドアなどへの改修には、東京都・国からは補助金も

  1. 東京都「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」
  • 省エネ性に優れ、災害にも強く、健康にも資する断熱・太陽光住宅の普及拡大を促進するため、高断熱窓・ドアへの改修に対して補助を行うとともに併せて太陽光発電設備を設置する場合に上乗せして補助します。
  • 助成対象経費の3分の1
  • 令和7年(2025年)3月31日(月曜日)まで
  1. 環境省「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」
  • 既存住宅において、省CO2関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、 高性能建材(窓)を用いた断熱改修を支援します。
    また、戸建住宅においては、この窓改修と同時に行う高性能な家庭用設備(家庭用蓄電システム・家庭用蓄熱設備)・熱交換型換気設備等の導入・改修支援、集合住宅(個別)においては、熱交換型換気設備等の導入・改修支援も行います。
    集合住宅(全体)においては、この断熱改修と同時に行う共用部の LED 照明器具への切替支援も行います。
  • 補助対象経費の3分の1
  • 令和4年12月9日(金曜日)まで
  1. その他
  • 固定資産税の減額制度があります。

断熱性能がアップするとどうなる?

断熱性能の低い20・30年前の住宅と、断熱性能の高い住宅の燃費を比べた場合、暖冷房費が年間約70パーセント以上低くなるデータもあり、高い省エネ性能が見込めます。

それだけではなく、健康にも良いとされ、部屋ごとの寒暖差が減ることで、入浴時や起床時の血圧上昇を抑え、心筋梗塞や脳卒中などの発症を防ぐことができます。また、美容に良い効果が!

まずはやってみよう冬の省エネ・節電・節ガス例

エアコン

室温は20度を目安に、重ね着などをして、体調に無理のない範囲で節電を。

  • フィルターはこまめに掃除(月2回程度) して、エアコンが空気を吸い込む力を正常に。
  • あたたかい空気は天井にたまるので、サーキュレーターを上に向けて回しましょう。
  • 出かける前、寝る前に、早めに切りましょう
  • 外にある、室外機の前にはものを置かず、風通しを良くしましょう。

電気カーペット

  • 断熱マットを敷いて、あたたかさが床に逃げないように。
  • 必要な部分だけあたためて節電。
  • 出かける前、寝る前、消し忘れに注意。

冷蔵庫

  • 設定温度を弱に変更。
  • 常温保存できるものは冷蔵庫から出して、ものを詰め込まず、冷気を循環しやすく
  • 開閉は無駄なく、時間を短くして、冷気を逃さないように
  • 壁から適切な間隔で設置して、冷蔵庫の排熱スペースを確保。

お風呂

  • 家族で間をあけずに続けて入浴したり、こまめに浴槽にフタをして、お湯の熱を逃さない。
  • こまめにシャワーを止めて、水もガスも節約。
  • 節湯型シャワーヘッドも効果的。

温水洗浄便座

  • 放熱防止のため、電気便座のフタを閉めましょう
  • 電気便座の設定温度を低く。

電化製品を買い換える場合は、省エネタイプのものを購入

家電製品の省エネ技術は、年々進歩しており、買い換えるだけでも大きな省エネ効果があります。

買い換えるときは、部屋の広さや家族の人数に合ったサイズにし、どのような機能が必要かをよく考えて選びましょう。

東京都ゼロエミポイント(家庭のゼロエミッション行動推進事業)

東京都では、家庭の省エネ行動を促すため、省エネ性能の高いエアコン冷蔵庫給湯器LED照明器具への買換えに対し、商品券等に交換可能な「東京ゼロエミポイント」を付与する事業を実施しています。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課
電話番号:042-481-7086・7087
ファクス番号:042-481-7550
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