市長コラム「手をつなぐ樹」第256号 言葉は文化の鏡

2015年6月5日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

言葉は文化の鏡

 外国語の習得に関する質問を時折受ける。たとえば、英語の学習を幼児期から始めるべきかと。あくまで個人的見解だが、私はかなり慎重論者、つまり早期の外国語レッスンに諸手を挙げて賛成はしない。
 それには、いくつかの理由がある。第一には、日本語の基礎も固めきっていない子どもに他の言語を教えることの人格形成に与える影響だ。言葉による意思表現の内容はそれぞれの国の文化や国民性に深く根ざしている。第二に、将来その人間がどこを主たる拠点として生きていくかという問題だ。それが他国なら話は別だが、日本であれば、まずは当然のことながら、正しく教養ある日本語を完全に習得することが何よりも重要だ。正確な文法に基づき語彙を駆使して自分の意思を間違いなく伝える術を十代までにマスターしなければならない。そのためには約二千の漢字を自在に使いこなすことが求められる。
 外国語の本格的な学習は高校生以降でも十分に可能であるし、必ずしも母国語とする人々と同等な水準を追求する必要はない。
 私は社会に出てから人並み以上に外国語では苦労し、未だにお粗末なレベルではあるが、結論としてはそのように思っている。みなさんは、どのようにお考えでしょうか。

調布市長 長友貴樹

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