(11月5日発表)文学講座「武者小路実篤の原稿用紙から単行本までー童話劇「かちかち山」を中心としてー」

2015年11月9日 登録

文学作品が完成してゆく課程を自筆原稿からたどる

武者小路実篤について、研究者の解説でより深く理解する講座です。

今回は、自筆原稿・雑誌発表・単行本のテキストを比較して、文学作品が完成してゆく過程を探ります。

本年、2015年2月に刊行された「近代文学草稿・原稿研究事典」(日本近代文学館編・八木書店刊)の武者小路実篤の項を担当した講師に、その研究成果と、本では書ききれなかった研究成果をお話しいただきます。

実篤は原稿を一気呵成に書いたと言われていますが、果たして本当でしょうか。自筆の原稿に残された様々な痕跡には、実篤の思考の跡が潜んでいます。直さないと言われている実篤ですが、実際には原稿から雑誌に発表する際の校正、雑誌発表から単行本になる際の校正、更には全集を編集する際に手を加えた作品もあります。

そうした課程を丹念にたどる事で、文学作品が完成してゆくプロセスを読み解くことを試みます。

講座では、原稿と初出の「白樺」や単行本の比較資料を見ながら、作品の成立事情や執筆過程、校正過程、そして解釈の問題などについてお話しいただきます。

  1. 現存する原稿について
  2. 武者小路実篤の用いた原稿用紙について
  3. 「かちかち山」の原稿について
  4. 原稿と雑誌本文と単行本本文の比較
  5. 文芸作品が生まれていく過程

教材として、自筆原稿の複製や画像などをもご覧いただきます。
これから文学を学ぶ大学生、また進路を考える高校生にも、文学研究にふれるチャンスです。

講師

寺澤浩樹氏(文教大学教授)

講師の寺澤浩樹氏は、東北大学学生時代から長年武者小路実篤の研究を続けてこられ、2010年7月にそれまでの研究をまとめた「武者小路実篤の研究 美と宗教の様式」を刊行、更に2015年2月に刊行された「近代文学草稿・原稿研究事典」で武者小路実篤の項を担当されました。

日時

11月15日(日曜日)
午後1時30分から3時まで

会場

武者小路実篤記念館

参加費

250円(資料代ほか)
入場料別途

申し込み

電話で実篤記念館まで(電話番号03-3326-0648)。先着順。

このページに関するお問い合わせ

武者小路実篤記念館
電話番号:03-3326-0648
ファクス番号:03-3326-1330
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