市長コラム「手をつなぐ樹」第273号 また穏やかな日々を

2016年3月5日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

また穏やかな日々を

 先日、テレビで10日間にわたり、ベルギーを周遊して各都市を紹介する旅番組が放映されていた。30年ほど前になるが、同国には仕事で4年近く住んだこともあり、大変懐かしくそれぞれの街並みを拝見した。
 ベルギーは、歴史的経緯により民族、言語(註)が混在する国ではあるが、連邦制のもとに一応の統一は保たれている。そして、国民性は温和で異文化を受け入れる寛容性も持ち合わせている。日本人が居住しても外国人としての疎外感を感じることはほとんどない。また、パリやロンドンなどの大都市と比べても、はるかに安全に暮らすことができる。在住時にも、こそ泥や車上荒らしなどは多少あったものの、総じて日本並みの良好な治安状況であった。
 しかるに、昨年のパリにおける同時多発テロの発生以来、一部に、あたかもベルギーがイスラム過激派の巣窟(そうくつ)のごとき印象を与えかねない報道が見られることは誠に残念だ。アラブおよびアフリカ系の移民が多く居住する地域の存在は、決してベルギーだけの特殊事情ではない。
 あの美しく心温かな小国に、一日も早くまた穏やかな日々が戻ることを心から願っている。
 また、今後ラグビーW杯やオリンピック・パラリンピックを開催する日本にとっても、テロ対策の強化は他人事ではない。

調布市長 長友貴樹

(註)ベルギーの公用語は3つ。東端の一部ドイツ語地域を除けば、大雑把に言って、北がオランダ語で南がフランス語地域。

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