市長コラム「手をつなぐ樹」第283号 かけがえのない存在

2016年8月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

かけがえのない存在

 先月末に神奈川県の障害者支援施設で発生した痛ましい事件については、私自身未だにショックが癒えていない。
 どうしてあのような残酷な犯罪が起こりうるのだろう。どのように考えても常人の理解が及ぶところではない。今後、容疑者の判断能力についての鑑定実施は確実と見られる。だが、その結果、たとえ病んでいたとの診断が下ったとしても、それで、ご遺族など関係者の悲しみが消えるものでは決してないだろう。逆に、やり場のない怒りが増幅されるのではないかとも思われる。本当に、お気の毒としか申し上げようがない。
 そして、今回の一件で改めて考えなければならないのは、日常生活全般における障害者に対する理解のあり方だろう。私は、仕事を通して障害者およびそのご家族、またさまざまな支援者の方々とお会いすることも多く、調布市内における障害者福祉施策が多くの人々のご協力のもとに徐々に充実してきていることを確認し常に有難く思っている。
 ただ、施策の推進以前に心得る最も大事なことは何か。それは、障害のある方も健常者同様に懸命に生きておられ、ご家族にとってはかけがえのない存在であることへの当然の認識だろう。それゆえに、生命の尊厳が否定される今回のような行為を絶対に許すわけにはいかない。

調布市長 長友貴樹

このページに関するお問い合わせ

行政経営部 広報課
電話番号:042-481-7301・7302
ファクス番号:042-489-6411
このページに関するアンケート

このページの内容が分かりやすかったかどうかを回答するフォーム

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページが見つけやすかったかどうかを回答するフォーム

このページは見つけやすかったですか?

このページにどのようにたどり着いたかを回答するフォーム

このページはどのようにしてたどり着きましたか?

お気に入り 使い方

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。