市長コラム「手をつなぐ樹」第285号 わが身を守る備えを

2016年9月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

わが身を守る備えを

 台風など大きな自然災害の発生が全国各地で相次いでいる。特に今年は、北海道や東北地方など、従来、風水害に見舞われることが比較的少なかった地域でも甚大な被害が生じている。
 本年調布市は、3市との間で災害時の相互応援協定を締結したが、その中に岩手県遠野市が含まれるので(註)、お見舞いの電話を差し上げた。幸い、被害は同市ではさほど拡大しておらず、わが市からの救援物資も当面は不要とのことで安堵した。
 ただ、その際に遠野市の本田市長がこう仰っていた。「高齢者グループホームで多くの死者が出た岩手県岩泉町の町長をよく存じ上げており、本当にお気の毒だ。しかし、豪雨の中で避難命令を出すことは難しいし、事前の号令ではなかなか多くの人が避難するものではない」。
 全く同感だ。平成19年に多摩川が氾濫する寸前まで増水したことがあったが、夜明け前の暗い時点では危険すぎて、高齢者から乳幼児までを避難所に向かわせる決断を容易に下すことはできなかった。テレビのコメンテーターが、「狼少年と言われてもいいから早めに避難命令を出すべきだ」と主張していたが、そんなに単純なものではない。
 行政も災害時には市民を守るべく当然全力を尽くします。皆さんもどうか、迅速な対応を常に心掛けるなど、わが身を守る備えをよろしくお願いします。

調布市長 長友貴樹

(註)その他、岐阜市および富山市と締結。

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