東京1964「私たちが見たオリンピック」(市報ちょうふ平成28年10月5日号)
2016年10月25日 登録
調布市赤十字奉仕団のボランティア活動
清掃の様子
昭和39年10月10日の開会式に先立ち、東京都では9月27日から10月3日を「首都美化総点検週間」と定めました。アジアで初めてのこのオリンピックには、史上最多の参加国・参加人員が見込まれ、各国の選手・役員・お客さまのために、都民が力をあわせて東京をきれいにしようと、環境整備を呼び掛けました。
調布市では、市内を通る甲州街道がマラソン競技と50km競歩のコースとなり、調布市赤十字奉仕団のボランティア延べ1000人が、大会の1カ月前から沿道の清掃活動を行いました。団員たちは「選手が走るのに、クギ1本でも落ちていたら大変」と、ほうきとちり取りを持参して、雑草が伸びていた沿道を清掃しましたが、壊れた自転車やリヤカー、冷蔵庫まで出てきました。これらの不法投棄のごみは、市のトラックが回収しました。
競技当日は、当時の市民の1.5倍にあたる15万8200人の観客が、沿道で熱い声援を送りました。
思い出写真と体験談募集
1964年東京オリンピックの思い出写真や体験談を募集しています。詳細は、市のホームページまたは郷土博物館へお問い合わせください。
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