市長コラム「手をつなぐ樹」第295号 友ありて

2017年3月5日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

友ありて

 社会に出てから40年以上が経過した。ということは当然、学生時代は40年以上前になるわけだが、当時の親友が体を壊してしまった。昨年末に他の級友と彼を見舞ったが、利き腕の右半身のほうが麻痺したために生活には多大の支障をきたしている。思考や言語にはまったく問題がなく楽しい会話が弾んだが、本当に気の毒なことだ。「近くの床屋に行くだけでも決死の覚悟だ。1センチの段差でも恐怖に感じるし、信号を渡り切れるかいつも綱渡りの思いがする」。身近の人間から聞かされると、身体に障害のある方の日常生活の大変さを改めて痛感する。彼との交友をこれからも大事にしていきたい。
 ほかにも若い頃からの友人とのいろんな交流がいまだに続いているが、みんな60代半ばになるとこれからの余生を見据えて、どのように時間を有効に使うか極めて真剣に考えている。趣味に興じたり、社会貢献活動に参加したりとその選択はさまざまだが、私にも大いに参考になる。
 彼らとの交流を通して、今更ながらに、人生に占める友人の存在の大きさに気づかされる。若い頃にはこれほどの強い思いはなかったように思うが、互いに自らをさらけ出し、理解し支え合える友がいることにより心の安定が保たれている。有難いことだ。

調布市長 長友貴樹

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