市長コラム「手をつなぐ樹」第296号 かけがえのない財産

2017年3月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

かけがえのない財産

 調布市民の歌「わが町調布」の一番で、「水面のひかる多摩川」とともに、調布のシンボルとして歌われているのが、「白鳳仏(はくほうぶつ)の深大寺」だ。
 その、国の重要文化財である深大寺所蔵の通称白鳳仏、正式名称「銅造釈迦如来倚像(どうぞうしゃかにょらいいぞう)」に関する文部科学大臣の諮問に対し、国の文化審議会が今月10日に国宝に指定するよう答申を提出した。60年を超えるわが市の歴史の中で最大級、そして今後もほとんどないと言えるほどの文化的慶事だ。
 深大寺の開創は、奈良時代の天平5(西暦733)年とされるが、この仏像はそれより半世紀程度遡(さかのぼ)る飛鳥時代後期に、白鳳文化華やかなりし畿内から武蔵国にもたらされたとも言われる。
 時あたかも、お隣の府中市では、国史跡である武蔵国府跡の国司の館(たち)や郡の寺とされる多磨寺の発掘調査が進み、国分寺市では、同じく国史跡の武蔵国分寺・国分尼寺跡の整備が進行中だ。今後、それらを含めて、多摩地域全体における古代史研究が活発になることにも期待を寄せたい。
 今後、仏像は「平成29年新指定国宝・重要文化財」展(註)で公開された後、大型連休明けに深大寺境内の釈迦堂に戻る予定だ。深大寺のご意向では奉迎式も予定されるとのことであり、市を挙げて今回の大変名誉な朗報を歓迎させていただきたい。

調布市長 長友貴樹

(註)上野の東京国立博物館にて4月18日(火曜日)から5月7日(日曜日)まで開催。

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