(7月13日発表)夏休み企画展「知ってる?武者小路実篤」

2017年7月13日 登録

初めて学ぶ人にもわかりやすく紹介

武者小路実篤って何をした人?どんな人?どんな作品があるの?夏休みを機会に初めて学ぶ人にもわかりやすく紹介します。

明治43年(1910年)、実篤は、友人の志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊し、生涯にわたり文学活動を続けました。小説「友情」、「愛と死」や戯曲「その妹」などの代表作をはじめ、多くの人生論を著し、一貫して人生の讃美や人間愛を語っています。

また、「白樺」ではロダンやセザンヌ、ゴッホなど、当時の日本ではまだ珍しかった西洋美術を紹介。展覧会も主催し、人々が本物の美術に触れる機会を創出しました。

さらに実篤は、40歳の頃から自ら絵筆をとるようになります。そして、現在も人々に親しまれている独特の画風で野菜や花などを描き、「仲よき事は美しき哉」などの言葉を添えた作品を多く制作しました。

このように、文学作品や野菜の絵で知られる実篤ですが、大正7年(1918年)には、「新しき村」を創設し、誰もが人間らしく生きることができる理想社会の実現に向けて実践活動にも取り組みました。

本展覧会では、作家としてはもちろん、美術・思想と幅広い分野で活動した、実篤90年の生涯を紹介します。

夏目漱石とのエピソードも紹介

展覧会では、今年生誕150年を迎えた夏目漱石とのエピソードも紹介しています。実篤をはじめとする白樺派の人々は、文壇に師を持ちませんでしたが、夏目のことは尊敬をしており、敬意と親しみを込めて「夏目さん」と呼んでいました。

実篤は、3つの仕事の柱をもち、仲間とともに文学・美術などに関する沢山の仕事をしてきました。展覧会では、実篤と仲間や家族とのエピソードを交えながら実篤の生涯を紹介しています。

実篤について更に学びたい人にはテーマごとのワークシート(無料)を用意しています。小中学生以下とその保護者を対象に、夏休みの自由研究にも役立つ工作や、絵画鑑賞プログラムもあります。芸術鑑賞・自由研究にぜひご活用ください。

会期

平成29年7月1日(土曜日)から8月27日(日曜日)まで

主な展示作品

  • 武者小路実篤「静物」
    (注)夏休みにはこの絵のパズルを使った絵画の鑑賞プログラムも行います。
  • 着物、襦袢、草履
  • 武者小路実篤「向日葵」(1968年)
    (注)本作品は、会期中に展示替えを行います(7月1日から8月1日)

主な展示品

  • 武者小路実篤 処女作「荒野」
  • 「愛と死」原稿
  • 「自然玄妙」(紙本墨画淡彩)
  • ゴッホ「向日葵」(複製)など

展示解説

  • 解説
    佐々木 優(展覧会担当)
  • 日時
    7月21日(金曜日)、8月19日(土曜日)
    午後1時30分から45分間程度
  • その他
    申し込み不要。時間までに展示室へお集まりください。
    8月19日の回には、朗読もあります。

問い合わせ先

一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
電話番号 03-3326-0648
ファクス 03-3326-1330

このページに関するお問い合わせ

教育部郷土博物館
電話番号:042-481-7656
ファクス番号:042-481-7655
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