市長コラム「手をつなぐ樹」第304号 訓練を通じて

2017年7月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

訓練を通じて

 今月前半に九州北部を襲った記録的豪雨は、福岡、大分を中心に各地で甚大な被害をもたらした。
 気象予報の精度は以前と比較して飛躍的に向上しているが、それでも毎年のように大きな被害が発生していることに改めて恐怖感を覚える。今回も「線状降水帯」(註1)の危険性が一部指摘され、「大雨特別警報」(註2)も発令されていた。2年前の鬼怒川においても同様だったが、異常な降水量が予想されたにもかかわらず被害を防ぐことは極めて難しい。河川の氾濫や山肌を大きくえぐるような大規模地滑りといった自然の猛威、そしてそれらによる家屋の壊滅的な損壊などの報道を目の当たりにする時、物理的な対策の限界を考えてしまう。
 他方、近年の異常気象も大変気になるところだ。昨年8月には北海道に観測史上初めて1年に(しかも1週間以内に)3つの台風が上陸した。また、今月7日には同じく北海道の音更町(おとふけちょう)で全国最高気温が観測された。地球規模の異常現象が影響しているかどうかは判然としないが、いずれにしても、これまでの常識が通用しない事態の発生をも常に覚悟する必要がありそうだ。
 5月に実施した総合水防訓練、また9月3日に東京都と合同で行う総合防災訓練などを通じて、あらゆるケースに対する備えをより強固なものにしていきたい。

調布市長 長友貴樹

(註1)積乱雲が帯状に集まる現象で、短時間に局地的な集中豪雨を引き起こす。2014年の広島土砂災害や2015年の関東・東北豪雨でも発生。
(註2)数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合に気象庁が発表して最大限の警戒を呼びかける。2013年8月から運用開始。

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