(12月8日発表)秋の特別展「素直に楽しむ 武者小路実篤と民藝」

2017年12月11日 登録

新発見や初公開の作品も

「民藝」は世代を超えて根強い人気があります。芸術作品としてではなく生活道具として作られた民藝品は、日々の暮らしに寄り添う暖かみがあり、デジタルデータが日常に飛び交う現代、一層魅力を持つものとなっています。

名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具に美を見出す「民藝」という考え方を、大正15年(1926年)に提唱した柳宗悦は、武者小路実篤とともに雑誌「白樺」を創刊した同人の一人で、二人は生涯信頼と友情で結ばれていました。

当館は武者小路実篤の愛蔵品を収蔵していますが、その中には数多くの民藝品があります。実篤はそれらを身近に置いて日々楽しみ、しばしば絵のモデルにもしました。

当館では昨年度より、所蔵する民藝品について改めて調査を行い、その結果、これまで見過ごされていた民藝の名品が見出されました。

実篤の民藝・工芸コレクションには、柳宗悦が東洋の美術に眼を向ける転機となった李朝陶磁や、独特の微笑を浮かべ人気が高い木喰仏、柳が提唱した民藝運動に参加し後に人間国宝となった民藝作家たちの作品など、多くの逸品が含まれています。

本展は、初めて実篤愛蔵の民藝品にスポットを当ててご紹介するものです。併せて日本民藝館からお借りした柳宗悦の蒐集品を交え、二人の蒐集の共通点と違いを考えます。

また今回、新しき村美術館など、当館以外の所蔵となっている実篤コレクションの民藝品も借用しました。一堂に見られる貴重な機会です。ご来場の皆様には、実篤のように、素直にお楽しみいただきたいと存じます。

開催期間

平成29年12月10日(日曜日)まで

主な展示作品

李朝飴釉面取壺(朝鮮半島・19世紀)の写真磁州窯白地鉄絵草花文壺(中国・明時代 14-17世紀 個人蔵)の写真

高麗青磁鉄絵草文瓶(朝鮮半島・11-12世紀 個人蔵)の写真実篤が愛蔵した木喰・薬師如来坐像(1801年)の写真柳宗悦が愛蔵した木喰・秋葉大権現像(1789年 日本民藝館蔵)の写真

実篤が好んで絵に描いた織部筒向付(17世紀 新しき村美術館蔵)の写真愛蔵の張子を描いた武者小路実篤「張子虎」(1962年 紙本墨画淡彩)の写真調査で判明した人間国宝・濱田庄司 飴釉押文扁壺の写真

板画課・棟方志功から実篤あての手紙に描かれた躍動する魚の写真人間国宝・黒田辰秋が実篤に贈った赤漆彫花文文箱の写真

問い合わせ先

一般財団法人調布市武者小路実篤記念館(外部リンク)

郵便番号 182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
電話 03-3326-0648 ファクス 03-3326-1330

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育部 郷土博物館
電話番号:042-481-7656
ファクス番号:042-481-7655
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