市長コラム「手をつなぐ樹」第325号 より良い交通環境を

2018年9月5日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

より良い交通環境を

 多摩の26市で構成する東京都市長会は、各市の議会月を除く年8回全体会議を開催しているが、8月は例年、関東地方のいずれかの都市における、特定のテーマによる研修を兼ねたものとなっている。
 今年のテーマは「都市の交通環境」で、栃木県宇都宮市で実施された。同市の面積は417平方キロメートルで、人口規模は北関東最大の約52万人。
 吉田宇都宮市副市長の説明によると、もともと東京などに比べると未発達だった公共交通機関のネットワークが、近年は利用者減などにより衰退傾向にあり、移動手段としての自動車依存率がますます高まってきているそうだ。そこで、宇都宮市は市民が手軽に利用でき、かつ自動車によるCO2排出量が抑制されるLRT(註)の導入を計画している。
 4年後の開業に向けてすでに事業は開始されているが、大事業ゆえにここまでの道のりは決して平坦ではなかったようだ。構想段階からこれまでに四半世紀を要したとの解説にご苦労がしのばれた。
 多摩地域においても、今後の高齢化率の上昇見通しの中で、公共交通機関の利便性向上は極めて重要なテーマだ。LRTに特化するものではないが、さまざまな方策に対する自治体間の垣根を越えた議論が今後ますます求められることになるだろう。

調布市長 長友貴樹

(註)Light Rail Transitの略。次世代型路面電車システムなどと説明される。わが国でも近年、富山市などで採用されている。

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