市長コラム「手をつなぐ樹」第329号 まちづくりを通じて

2018年11月5日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

まちづくりを通じて

 「今どきの若者は」というフレーズは、5000年前の古代エジプトの遺跡にも記されているそうだ。してみればこの言葉は、時を越えてどの時代にも存在する世代間の意識ギャップの象徴的表現か。
 人間誰しも、自分の世代を基準として人生観や世の中のシステムの是非を語りたがるものだ。その際ともすれば、懐古的に以前の時代をより評価する傾向にあると言える。「あのこりゃ、よかった」などと。
 それが、自己の世代を過大評価したいがための、可愛らしい錯覚を含む単なる過去の時代の美化に過ぎないことも当然あるが、時には社会のあり方を問い直す視点を秘めている場合もあると思う。
 世知辛(せちがら)い世の中、との表現がある。何ゆえに暮らしにくい、生きにくい社会になってしまうのだろう。多くの人がそれを望まなくとも。
 たとえば、文明の利器の発達を考えてみよう。確かにITの進歩により日常生活の利便性は急速に向上した。しかし、その反面、人間が機械に使われ拘束され、余暇のゆとり、憩いのひとときを減少させていることもまた一面の事実と言えよう。そして、その間に人同士の心の交流が以前より損なわれてはいないだろうか。
 今後も皆様のご意見を伺う中で、まちづくりを通じた安らぎの創出について考えていきたい。

調布市長 長友貴樹

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