市長コラム「手をつなぐ樹」第332号 夕暮れのまち

2018年12月20日 登録

調布市長 長友貴樹の写真

夕暮れのまち

 繰り返し思い出す昔の情景というものが、誰にでもあるのではないだろうか。
 たとえば私にとっては、自分が子どものころ暮らしたまちが綺麗な夕焼けに染まるさまだ。威勢のいい売り声が響く商店街に多くの人が行き交っている。割烹着をきた主婦、仕事帰りのサラリーマン、クラブ活動を終えた生徒たち。季節は秋から冬にかけてというところか。
 それらの人々は、必ずしも具体的に特定できる実在の人物というわけではない。しかし、そのありふれた夕暮れのありさまが目に浮かぶと、次の瞬間に昭和で言えば30年代から40年代あたりのさまざまな出来事が脈絡なく脳裏によみがえってくる。
 小中学校の授業、友達との交歓、家庭における団欒。どの光景もほぼ例外なく穏やかな温かい雰囲気に包まれている。それは不思議なことではないのかもしれない。無意識に追憶に浸りたいと思うことは、それ自体が心の安らぎを求めているということなのだろうから。実際には、過去のどの時点においても当然、困難なことも悲しいことも存在したが。

 皆様は、人々が気忙(きぜわ)しげに往来する師走のまちの情景にふと何かを思われるでしょうか。
 来たる年がすべての皆様にとって幸多き一年でありますことを心からお祈り申し上げます。

調布市長 長友貴樹

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