新型コロナウイルス感染症

2023年3月13日 更新

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市民の皆さんご自身を守るため、大切な人を守るため、そして、私たちが生活するこの社会を守っていくため、一丸となって感染予防に取り組むことが大切です。3つの「密(密集・密接・密閉)」の回避、効果的な場面におけるマスクの着用、手洗いの徹底、こまめな換気など、基本的な感染対策に努めていただくようお願いします。

新型コロナウイルス感染症の特徴

新型コロナウイルス感染症の一般的な症状

発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。罹患しても軽症であったり、治癒する例もあります。65歳以上の方、妊娠中の方、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)をお持ちの方では、重症化するリスクが高いと考えられています。

感染の仕方

  • 飛沫感染
    感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
    (注)感染を注意すべき場面 屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
  • 接触感染
    感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
    (注)感染場所の例 電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
  • エアロゾル感染
    エアロゾルと呼ばれるウイルスを含む飛沫より更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。一般的には1メートル以内の近接した環境において感染しますが、エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、長時間滞在しがちな、換気が不十分であったり、混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあることが知られています。

参考 厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(外部リンク)

感染を予防するために

「3つの密」(密集、密室、密接)を避ける

新型コロナウイルス感染症の対策として大切なことは、クラスター(集団)の発生を防止することです。
集団感染の共通点は、「換気が悪く」、「 人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い」場所です。外出するときは、このような場所に長時間滞在することを避けましょう。
限られたスペースの中で複数の方が利用する喫煙所は、「3つの密」の状態が生じる可能性が非常に高くなります。近くにいる人との会話を避け、「密」にならないよう注意してください。

  1. 換気の悪い「密閉」空間
    密閉空間にしないよう、こまめな換気をしましょう。
    窓がある場合は、風の流れができるよう、2方向の窓を1回、数分間程度、全開にしましょう。換気回数は1時間あたり2回以上行いましょう。
    窓が1つしかない場合でも、入口のドアを開ければ、窓とドアの間に空気が流れます。扇風機や換気扇を併用すれば、換気の効果は上がります。
  2. 多数が集まる「密集」場所
    他の人とは互いに手を伸ばして届かない十分な距離として、2メートル以上の間隔をとりましょう
    屋外でも密集するような運動は避けましょう。また、少人数の散歩やジョギングなどは、空いている時間帯に行いましょう。
    スーパーのレジなどで列に並んでいるとき、前の人に近すぎないように注意しましょう。
    飲食店では、多人数での会食は避ける、隣と一つ飛ばしに座る、互い違いに座るなど、十分な距離を取りましょう。
  3. 間近で会話や発声をする「密接」場面
    密接した会話や発声は避けましょう。
    対面での会議や面談が避けられない場合には、十分な距離を保ちましょう。
    家族以外の多人数での会食は避けましょう。
    電車やエレベーターでは会話を慎みましょう。

手洗いをこまめにする

手が触れやすい顔の目・鼻・口には粘膜があり、触る前に手からウイルスを洗い流しておくことが感染予防に一番大切です。
一般的にドアノブや手すり、電車のつり革など、さまざまなものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時やトイレに行った後、食事や水分を取る前、調理の前後など、粘膜に触れる前にこまめに手を洗いましょう。
手洗い方法について(199KB)(PDF文書)

咳エチケットを徹底する

くしゃみや咳が出るときは、マスクを着用しましょう。
マスクがないとき、とっさのときに咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえましょう。
咳エチケットについて(249KB)(PDF文書)

身体的理由などにより、マスクなどをつけられない方へのご理解をお願いします。

厚生労働省ホームページ「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」(外部リンク)
障害者差別解消法・東京都障害者差別解消条例

効果的な場面でマスクを着用する

マスクの着用は個人の判断に委ねられていますが、65歳以上の方などリスクの高い方への感染を防ぐため、また、感染から自身を守るために、次のような場面ではマスク着用が効果的です。

  • 医療機関受診時
  • 通勤ラッシュなど混雑した電車やバスの乗車時
  • 混雑した場所に行く時 (特に重症化リスクの高い方)
  • 症状がある方、ご自身や同居家族が新型コロナ検査陽性者であり、やむを得ず外出する時
  • 重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や施設に訪問または勤務する時

身の回りの消毒をする

電話・スマートフォン、ドアノブ、照明などのスイッチなど、普段からよく触るものや、共用で使う物品は定期的に消毒しましょう。
身のまわりを清潔にしましょう(261KB)(PDF文書)

風邪症状がある場合は休む

「少しだるさがある」「なんとなく熱っぽい」「少しのどが痛い」などの症状があるときは、出勤や登校を控えてください。やむを得ず外出する場合はマスクを着用していただくようお願いします。

健康管理を心がける

普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事、適度な運動を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
喫煙習慣のある方は、禁煙をしましょう。たばこを吸わない方も、受動喫煙を避けましょう。

適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50パーセントから60パーセント)を保ちます。

多くの方が集まるイベントや行事等の参加・開催

イベントや行事等に参加される場合の注意事項

  • 一人ひとりが咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がけてください。
  • 風邪のような症状のある方は参加をご遠慮くださいますようお願いします。
  • 65歳以上の方、妊娠中の方、基礎疾患のある方は、人混みの多いところをできるだけ避けるようにお願いします。

市が主催するイベント等の開催に関する対応

国及び東京都の方針に基づき、「調布市公共施設の開館・利用におけるガイドライン」を策定するとともに、国及び東京都の方針や動向、施設及びイベントの態様、直近の感染状況などに応じて、順次見直しを含め対応を図っています。
イベント主催者及び施設管理者においては、引き続き、国や東京都の方針を踏まえるとともに、本市ガイドライン及び業種別ガイドライン等に則り、徹底した感染防止策を講じたうえで、公共施設の利用及び催物・イベントの開催をお願いします。

詳しくは調布市公共施設の開館・利用における感染拡大防止ガイドラインをご覧ください。

その他

新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

外国人の方へ For foreigners

東京都感染症情報センターでは、英語、中国語、韓国語での情報提供をしているほか、やさしい日本語による情報提供をしています。

These web-sites below give you information about the novel coronavirus in English, Chinese, Korean, and easy Japanese.

Useful COVID-19 resources(Tokyo Metropolitan Government)(outbound link)

Message from Governor Koike on the Novel Coronavirus(Tokyo Metropolitan Government)(outbound link)


このページのお問い合わせ先

福祉健康部 健康推進課

電話番号:042-441-6100
ファクス番号:042-441-6101
メールアドレス:kenkou@city.chofu.lg.jp

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