新型コロナウイルス感染症の発生に便乗した犯罪にご注意
2020年6月10日 更新
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による社会不安に乗じた悪質な犯罪が発生しています。新型コロナウイルスに関連した電話やメールを受けた際は、調布警察署(042-488-0110)や警察相談専用電話「#9110」等にご相談ください。
特殊詐欺の例
国・都・市の職員や親族、病院関係者、銀行職員に成りすまして犯人から電話が架かってきます。
- 職員「コロナ対策で助成金が出ます。マスクも送付します。手続きのために口座を登録してください。」
- 親族「コロナの件で銀行の封鎖が始まるから、お金をおろして家に置いておいたほうがよい。」
- 病院関係者「息子さんがコロナでうちに入院したので連絡しました。」
- 助成金補助サポートセンター「コロナの関係で新しい制度ができた。」
- 銀行職員「特別定額給付金の手続きを代行しています。」
これらの会話をきっかけに、最終的には、職員などになりすました犯人が自宅までお金やキャッシュカードを取りに来たり、無人ATMで犯人の口座に振り込み手続きをさせられたりする手口です。
犯人からの電話にでないことが一番の対策になります、市で無償貸し出ししている自動通話録音機や留守番電話機能を使って対策をしましょう。
サイバー犯罪
携帯電話やパソコンに「マスクを無料送付する」といった嘘の内容のメールが送られてきます。Eメールに記載されているURLから偽のショッピングサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード情報が盗まれます。
Eメールに記載されたURLは安易に開かないようにしましょう。
個人情報を聞き出そうとする不審電話
国や保健所の職員に成りすまして家族構成、住所、通院先などの個人情報を聞き出そうとする不審な電話が確認されています。
- 厚生労働省職員「費用を肩代わりするので検査を受けてください。ご家族は何名ですか。」
- 保健所職員「マスクが1世帯に2枚配られますが、ご家族は何名ですか。」
- 中央省庁職員「マスクと検査キットを送ります。ご家族は何名ですか。」
この時、うっかり家族構成や住所等を話してしまい高齢者のみの世帯であることが犯人に知られてしまうと、オレオレ詐欺などの特殊詐欺に個人情報が悪用される危険があります。
窃盗・空き巣・訪問盗
家の中に人がいても鍵が開いていれば泥棒は侵入してきます。在宅中でも玄関だけでなくベランダや小窓の鍵も必ず掛けましょう。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために配布される布製マスクをねらう窃盗の発生や、閉店店舗や事務所を狙う侵入窃盗の発生も懸念されています。
- 一戸建て住宅の玄関やポスト付近
- マンション・アパートの集合ポスト付近やエントランス
- 配達中の郵便局の車両
のぞき込んだりしている不審な者を目撃した場合は、110番通報をお願いします。
また、「行政からの委託で新型コロナウイルスの消毒に回っている」、「新型コロナウイルス感染防止の資料を持参する」という業者が突然訪問し、作業をするふりをして家から現金や貴重品を盗む訪問盗にも注意が必要です。
子どもに対する犯罪
都内では、外出中の子どもに対して「ウイルス検査をしている」等と声をかけて体を触る事案が発生しています。やむを得ず子どもが外に出る時は、保護者もできるだけ一緒に行動しましょう。
また、子どもだけで留守番をしている場合も、嘘をついて家に上がりこもうとしたり、電話で個人情報を聞き出そうとする犯人もいます。
子どもに留守番をしてもらうときは、留守番電話に設定する、予定のない訪問には出ないようにする、いつでも保護者と連絡が取れるようにしておく等、今一度、ルールを話し合ってください。
悪徳商法
新型コロナウイルスに関連し、様々な悪質商法にも注意が必要です。
- 高額なマスクや消毒液、浄水器等を売りつける訪問販売
- 新薬ワクチンの開発企業への投資勧誘
- 新型コロナウイルス感染症に効果があるとうたった未承認の医薬品販売
このような勧誘の電話や訪問で少しでもおかしいと感じたら、警察や消費生活センターにご相談下さい。
関連動画
調布市動画ライブラリー(テレビ広報ちょうふ令和3年6月20日号)「スマートライフ情報「新型コロナワクチン接種に便乗した詐欺」」(youtubeサイトへ外部リンク)
外部リンク
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