(5月11日発表)調布市新型コロナウイルス感染症に関する臨時記者会見

2020年5月13日 登録

調布市新型コロナウイルス感染症に関する臨時記者会見

市長あいさつ

新型コロナウイルス対策等で皆様方大変ご多忙の折、本日の臨時記者会見に出席いただきましてありがとうございます。心から感謝申し上げるとともに臨時議会が予定されており、そのような内容も含めてご説明させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

(PCR検査センターの設置)
この度、ようやく調布市においてもPCR検査センターを設置する運びとなりました。皆さんご存知のとおり、既に、国を挙げてPCR検査センター設置に向けた機運が高まっているところでありますが、このことに伴い4月15日に厚生労働省から各都道府県等に通達がなされました。簡単に申し上げますと、各自治体においては医師会等と協力してPCR検査センターの設置を急ぐようにといった主旨の内容であります。
調布市としても、調布市医師会の皆様方と、早期の発熱外来とPCR検査センターの設置に向けて検討を続けており、ようやく設置の目処がついたところであります。私どもの取り組みは、ある意味では、都内初の試みということになります。医師会、東京都、多摩府中保健所等の多数の皆様方の献身的なご協力があって、ここまでたどり着くことができました。ご存知のように、多摩地域の26市においては、人口規模の大きい八王子市と町田市にしか単独の市の保健所はありませんので、市単独の保健所がない調布市ではこのPCR検査センター設置に向けて困難なこともありました。

(調布市の感染症対策 緊急対応3つの柱)
この度の記者会見では、国の緊急事態宣言の発令や都の緊急事態措置を受けて新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、調布市として取り組んでいる対策や、調布市医師会、東京都多摩府中保健所等の関係機関と連携した地域医療体制の整備の状況に関する全般を説明させていただきます。
併せて発熱外来や感染症患者に対応する医療機関への助成、市民生活及び地域経済への支援に必要な補正予算など、今週の金曜日15日に開会する市議会臨時会にお諮りする議案について情報提供させていただきます。よろしくお願いいたします。
それでは、まず、調布市の新型コロナウイルス感染症対策について申しあげます。
3月下旬に入り、東京都内において感染者数が急激に増加し、爆発的患者急増(オーバーシュート)が発生するか否かの重大な局面を迎えたことは記憶に新しいところであります。市では、そのような状況下で、既に2月から庁内幹部を中心に設置していた健康危機管理対策本部を、いち早く新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく体制に発展的に移行させ、4月2日付けで調布市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置しました。この本部には市の職員のみならず、調布市医師会、調布警察署、調布消防署の方々にもご参加をいただき、各々の対応状況について情報共有を図るとともに、感染症拡大防止に必要な更なる対応等について鋭意協議を重ねているところです。
そうした中、市としては、国や東京都の方針や取組とも連携しながら、3つの柱で諸施策を検討・実施しております。
第1の柱は、感染症拡大防止に向けた取組、第2の柱は、市民生活及び子どもたちへの支援、第3の柱は、地域経済への支援です。

(緊急対応第1の柱)
第1の柱としてはこの間、医師会や東京都と協議して参りました感染症に対する地域医療体制の整備が主なところです。
まず、調布市医師会の皆様には、すでに多大なるご理解ご協力をいただいており大変ありがたく感謝しております。本日も配布しているとおり、調布市医師会西田会長のメッセージをいただいているところであります。現下の感染症拡大の状況の中で、市民の健康と命を守ることを第一に考え、これに必要な地域医療体制を確保しなければならない。こうした思いは当然のことながら医師会の皆さんとも共有しているところであります。市として、地域の医療現場でご尽力いただいている医師会の皆さんと引き続き連携を密にして、地域医療体制の整備・充実に取り組む所存です。
その中でまず、発熱外来に対応してくださる医療機関に対して、市独自の助成を実施することといたしました。
次に、調布市は保健所設置市ではありませんが、市内での感染患者数が増加する中、東京都との調整を踏まえ、PCR検査センターを開設いたします。
同センターの設置主体は調布市で、検査の実施主体は調布市医師会となります。完全予約制、且つ、いわゆるドライブスルー方式で検査を実施することとし、来週には開始に至る予定です。開設場所は市内の公共スペースを活用するのですが、具体的な場所については厚生労働省の要請に基づき、この場での公表は差し控えさせていただきます。検査実施における安全確保や検査対象者のプライバシーへの配慮、風評被害防止などの観点から、当該施設の名称や所在地について一般には非公開とする必要がありますが、他方、近隣住民や自治会の皆さん、近傍の学校への事前周知については既に行ったところであります。当然、不安や御懸念を抱く方もおられるのは当然のことと思っております。誠心誠意、丁寧な説明とともに、運営にあたっては、医師会との連携の下、関係機関のご協力もいただきながら、安全・安心な実施体制を確保して参ります。
先ほども申しましたが、多くの方々のご協力をいただきここまで参りました。都内で既にPCR検査センターが数カ所の自治体で設置されていることは、ご存知のことと思います。23区には各保健所があるものの、多摩地域では26市のうち24市が5つの保健所にまとめられております。また、調布市にはPCR検査センターを設置できる大型の病院がありません。
そのため、先ほど、都内初と申し上げましたのは、単独の保健所がない市で、病院外にスペースを確保し単独のPCR検査センターを設置するという自治体はおそらく都内初ではないかということです。
どういったことかと申しますと、調布市は東京都多摩府中保健所管内に属しており、調布市も含め近隣6市はこの管内に含まれております。十数年前まで、この近隣6市には3つの保健所がありました。調布市は、狛江市とともに調布・狛江保健所の所管でした。それが1つの保健所(多摩府中保健所)にまとめられて、100万人以上の人口規模を所管する保健所となりました。これだけの人口規模を所管するのは、一保健所としてはひょっとしたら日本で一番多いかもしれません。区部の保健所では、7万人の人口規模でも保健所を設置している区も存在しております。人口規模に応じて保健所の職員も十数倍の人数がいるわけでもないと思います。また、職員は増強したとしても、所長は1人でありますし、各所管の課長もそれぞれお一人であることが想定されます。そのような意味において、この多摩府中保健所の負担は相当なものであったと思います。市として単独での保健所があれば、当事者意識を持った対応がいくつか可能であったかと思います。こういったこともあり、大変多くの困難と長い時間を必要としました。
このほか地域医療体制の整備としては、さらに、軽症者を受け入れる病院や療養施設が不足していることから、中等症患者の入院受け入れ体制を整備する市内医療機関に対して、市として整備の支援をいたします。
また、限られた医療資源の有効活用を図る観点から、宿泊療養を拡充することが喫緊の課題となっております。先日も一部報道をいただきましたが、多摩府中保健所が所管する調布市を含む6市の連盟で、東京都北多摩南部保健医療圏における新型コロナウイルス感染症の軽症者の宿泊療養施設の確保を小池都知事に要請することとして、今月1日に他の市長の皆さんと共に都庁に赴き、直接、梶原副知事に要請文をお渡ししたところです。現在東京都は5つの宿泊療養施設を確保しておりますが、残念ながらこの近隣にはまだ確保されてないということであります。この近隣6市には200人近い患者数が発生していることから、軽症者を療養する宿泊療養施設を立ち上げていただくよう要請したものです。
ここまで申し上げました内容、即ち、医師会の協力を得て、発熱外来に対応する市内医療機関から検査を要する市民をPCR検査センターにつなぐ体制を構築し、さらに、中等症患者の受け入れ体制整備の支援に市として取り組み、東京都と連携して軽症者の宿泊療養施設の確保を目指すという取り組みを有機的に連動させたいと思います。
市は、こうした一連の取り組みにより、医師会のご協力のもと、市民の命と健康を守るための地域医療体制の整備に尽力して参ります。

(緊急対応第2・第3の柱)
第2の柱は、市民生活を支え、調布の子どもたちの健やかな成長を支援する取組です。その中で、調布っ子応援プロジェクトと銘打って、市内飲食店でのテイクアウトの購入や市内書店での書籍等の購入に使用できる市独自の商品券を子育て世帯に配布するなど、調布の子どもと子育て家庭を支える取組を行って参ります。
第3の柱の地域経済の支援については、新型コロナウイルスの蔓延により、大きなマイナス影響を受けている市内中小・小規模事業者への支援として、まず、産業労働支援センターにおいて「新型コロナウイルス感染症に関する経営相談窓口」を設置しました。4月13日からは市独自の緊急経営支援策として、「調布市中小企業事業資金融資あっせん条例の一部改正」を行い、市内事業者の事業継続と経営の安定に向け、融資あっせん制度の拡充を図ったところです。
また、先ほど第2の柱で触れました調布っ子応援プロジェクトは、学校の休業長期化に伴い、1日の大部分を自宅で過ごす生活を余儀なくされている、調布の子どもたちの食と学びを支援することが第一の目的ですが、テイクアウトやデリバリーに活路を見出そうと努力している市内飲食店を応援する狙いも併せ持つものです。

以上、新型コロナウイルス感染症に対する調布市の緊急対応3本柱のうち、私からは地域医療体制の整備を中心に、ポイントのみ述べさせていただきました。これら3つの柱による取組を網羅的に取りまとめた資料(資料1)をお手元に配付していますので、後に担当から説明いたします。

(市議会臨時会に向けて)
さて、5月15日に開会を予定しております令和2年第1回調布市議会臨時会においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う特別定額給付金などの国の緊急経済対策への対応と、調布市の緊急対応3本柱の中でも触れました地域医療に対する支援や調布の子どもたちへの支援等に係る補正予算のほか、今後の感染症対策に資する新たな基金の設置条例などを議案として提案するものでございます。
その具体的な内容は、この後、担当から説明させていただきます。

最後に、新型コロナウイルス感染症への対応については、日々刻々と状況が変化する中で、行政として取り得る対策を精一杯実施しているところですが、現下の非常事態の中、市民、事業者は先行きの見えない困難に直面し、言いようのない不安感にさいなまれていることと存じております。住民に最も近い基礎自治体として、調布市はどこまでも市民に寄り添い、可能な対策を追求していく所存です。本日の記者会見でお知らせする内容についても、市民、事業者の皆様の不安を少しでも払拭することにつながればと考えております。
市としても当然、さまざまな広報媒体を通じて適時適切に市民周知を図って参りますが、ぜひとも本日お集りいただきました報道各機関の皆様におかれましては、調布市の取組を取り上げていただきたくご高配を重ねてお願いいたします。
本日はよろしくお願いいたします。

令和2年第1回調布市議会臨時会提出議案概要

  • 専決処分の報告 6件
  • 令和2年度特別会計補正予算 1件
  • 条例の制定 2件
  • 条例の一部改正 1件
  • 調布市副市長の選任 1件

配布資料

その他の情報提供

  1. アフラック生命保険株式会社からの寄附について
    寄付金額
    1億円
    (新型コロナウイルス感染症対策及び同感染症対応に尽力する医療機関、医療従事者の方々に向けた様々な支援として)
    寄付金の活用
    調布市医師会とも連携し、地域医療の体制整備・充実に向けた取組
    に活用する予定です。
    問い合わせ 行政経営部政策企画課 042-481-7069
  2. 浅田 稲一郎 氏(株式会社深大寺門前そば本舗代表取締役)からの寄附について
    寄付金額
    3,300万円
    寄附金の活用
    子ども・若者のための資金として受領したため、「子ども・若者基金」へ積み立て、今後実施予定の「調布っ子応援プロジェクト」の財源の一部に活用する予定です。
    問い合わせ 子ども生活部子ども政策課 042-481-7639
  3. 医療従事者に感謝を込めたブルーライトアップの実施について
    場所
    調布駅前広場(5月11日から)
    文化会館たづくり(5月18日から)
    問い合わせ
    調布駅前広場 都市整備部街づくり事業課 042-481-7401
    文化会館たづくり 生活文化スポーツ部文化生涯学習課 042-481-7541
  4. 調布市議会の議員報酬の減額
    内容
    新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、調布市議会議員 全28人の議員報酬6箇月間・1割の減額
    問い合わせ 調布市議会事務局 042-481-7290

 

このページに関するお問い合わせ

行政経営部 広報課
電話番号:042-481-7301・7302
ファクス番号:042-489-6411
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