石油ストーブを安全に使用しましょう(東京都生活文化局)
2020年11月20日 登録
石油ストーブを安全に使用しましょう!(東京都生活文化局)
寒い日が増えてきて、暖房器具を準備しようとしているご家庭も多いのではないでしょうか。石油ストーブは電源を必要としないことや静かなこと、近年ではレトロな見た目などから人気がありますが、例年、火災ややけどなどの事故が発生しています。この冬、使用を開始する前に、安全な使い方を確認しましょう。
事故事例
- ストーブの周りの囲いに洗濯物を干していたら、近すぎたせいか焦げていた。
- 加齢とともにますます寒さを感じるようになった。暖房を使用している室内でもコートを着てい―た。子どもが石油ストーブをつけていて、その前を通ったとき、着ていたコートの長い毛足にストーブの火が燃え移った。
- 消火して灯油を入れていたら急に火柱が上がった。完全に消火されていなかったようだ。
- 子どもが石油ストーブでつかまり立ちをして両手をやけどした。
事故を防ぐポイント
- 石油ストーブの周囲や上に、洗濯物など燃えやすい物を近づけないようにしましょう。また、カーテンなどの可燃物からも十分離して設置し、外出する際や長時間ストーブから離れる際は必ず消火しましょう。
- 給油時は石油ストーブを確実に消火し、火の気のないところで油量計を確認しながら給油しましょう。また、カートリッジタンクの蓋は確実に締めましょう。
- 燃焼中や消火直後は、機器上面やガードなど高温部に触れないようにしましょう。小さな子どもがいる場合は特に注意しましょう。
- 石油ストーブ使用中は、1 時間に1回から2 回(1分から2 分)程度換気しましょう。石油ストーブは室内の空気を使って燃焼するため、換気が不十分だと室内の酸素が不足し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒(CO 中毒)になる可能性があります。
- 石油ストーブを移動させる際は、必ず消火してから行いましょう。火がついたまま移動させると、転倒したり、灯油がこぼれたりした際に火災ややけどをするおそれがあります。
詳しくは「ダウンロード」のPDF文書をご確認ください。
このページに関するお問い合わせ
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