食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意(消費者庁)
2021年1月27日 登録
気管支炎や肺炎を起こすおそれも 硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで(消費者庁)
厚生労働省の人口動態調査によると、平成26年から令和元年までの6年間、食品を誤嚥(ごえん)して窒息したことにより、14歳以下の子どもが80名死亡しており、そのうち5歳以下が9割を占めていました。
奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあります。
口の中に豆類が入ったまま走る、寝転がる等の運動を行うと咽頭に入り込みやすくなり、窒息・誤嚥(ごえん)のリスクが高くなります。また、豆類が小さかったり、呼吸中などで気道が広がっていたりすると、窒息のリスクが更に高くなることが分かりました。
消費者の皆さまへのアドバイス
- 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないでください。
- ミニトマトやブドウ等の球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります、乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。
- 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。
- 節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、片付けを徹底しましょう。
詳しくは「ダウンロード」のPDF文書をご確認ください。
このページに関するお問い合わせ
- 生活文化スポーツ部 文化生涯学習課
-
電話番号:042-481-7139・7140・7745
ファクス番号:042-481-6881