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ページ番号:3927

掲載開始日:2021年9月1日更新日:2021年9月1日

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(8月31日発表)令和3年第3回定例記者会見

令和3年第3回調布市議会定例会に伴う定例記者会見

市長あいさつ

報道機関の皆様におかれましては、ご多忙の折、定例記者会見にご出席いただきありがとうございます。また、日頃より精力的に我が市の情報を報道いただき、感謝申し上げます。本日は第3回の市議会定例会が間近になっているところ、そこに上程する議案のほか、新型コロナウイルスワクチン接種に関する取り組み等の情報を提供させていただきます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症についてです。
全国各地で未だ感染拡大が続いていることから、国が緊急事態宣言の対象地域の拡大及び期限の再延長を行ったことは御存知のとおりでございます。市としても感染拡大防止を図るため、公共施設の一部利用制限やイベントの開催制限等を引き続き行ってまいります。
併せて、感染拡大の収束に向けて鍵を握るワクチン接種を、希望する12歳以上の全市民に対して一刻も早く完了することができるよう、調布市医師会など多くの関係者の皆様にご協力いただきながら、着実に進めています。現状としては、段階的に接種対象年齢を引き下げ、7月下旬から12歳以上の全市民を対象に接種を実施し、9月末までに70パーセント以上の市民への接種が完了する見込みとなりました。詳細はこの後ご説明いたします。
なお、ワクチン接種に関して先日情報提供させていただいたとおり、調布市において市民お1人に対し、2回目の接種の際、1回目と異なる種類のワクチンを接種するという誤接種が判明いたしました。その後、その方の体調に大きな変化はないということですが、まずはご本人並びにご家族の皆様に深くお詫び申し上げるとともに、今一度接種時の体制を確認し直し、再発防止に努めてまいります。
一方、このところの感染者の爆発的増加に伴い、保健所の業務が逼迫しております。そのため陽性判明者に対する保健所からの連絡に時間がかかり、連絡を待っている方や、やむを得ず自宅で入院等を待機されている方が、8月29日時点で市内に156人いらっしゃいます。またこれに加えて、無症状や軽症のため自宅療養されている方が、市内に392人おられます。
先ほど申し上げましたように、ワクチン接種自体はおかげさまで大変順調に進行しております。現在我が市としてはすでにお知らせいたしましたように、9月に希望者に関しては接種を終えるということで進めているところです。後で詳しくご説明しますが、高齢者の方について、約87パーセントの方に1回目を予約または接種していただきました。非高齢者に関しては、若い方がなかなか予約されないのではないかと懸念もありましたが、このまま進むと60パーセントから65パーセント程に達するため、全体としては9月末時点で75パーセント程度に達する見込みであり、私どもが当初予期していたよりも多くの方に接種していただけます。
一方、増加する自宅療養されている方々への手厚いケアや円滑な対応も難しくなっているところ、先週8月26日、北多摩南部医療圏に属する6市で小池東京都知事に対し、この二次保健医療圏内で速やかに臨時医療施設を開設していただきたいと、緊急要望を提出しました。
8月18日には市長会全体で、ワクチンの安定供給と緊急医療体制の強化等に関して一次要望しており、重ねて臨時医療施設の設置を強く願い出ました。私どもの後に、他の医療圏のエリアでも同じように要望されていると聞いております。多摩全体にとって本当に危機的な状況を、何とか一刻でも早く打開したいと思っているわけであります。
それから市としては、このような状況の中で自宅療養されている方々の日常生活の不安を軽減するため、保健所からの連絡や食料品などの物資が届くまでの間の繋ぎとして、希望者へのおよそ3日分の食料品や衛生用品の配布とパルスオキシメーターの貸し出しを、8月27日から新たに開始いたしました。
多摩府中保健所は6市全体で100万人を超える市民を対象にしています。おそらくは、人口の多い市においては市独自で管理してるため、100万人を超えるという全国一の人口を擁した保健所ではないかと思っております。多摩府中保健所は大変献身的な努力をしていただいておりますが、そこからもし手が届かないところがあるとすれば、基礎自治体として補完し、協力し合っていきたいと思っております。先ほどのような物資の配布やパルスオキシメーターの貸与を通じて、自宅療養期間中の日常生活の不安が少しでも取り除かれ、一日も早く病状が回復されることを期待しています。
さらに、調布市でも児童生徒の感染が増加傾向にあることから、市立小・中学校の夏季休業期間の終了日を、当初の8月26日から9月5日に延長するとともに、夏季休業期間終了後も9月10日までオンライン授業を実施するなど、児童生徒の健康安全を最優先とした対応を決定しました。
保護者の方のいろいろな思いは切実に伝わってきております。教育委員会としても、これまでもまた今後とも、適切な対応でさまざまな施策を講じるということが続いていきます。私どもも、教育委員会の決定を尊重させていただきながら、全市的にそのような決定が効果を上げるように取り組んでいきたいと思っております。
さて、令和3年第三回市議会定例会は昨日8月30日に告示、9月6日月曜日に開会予定となっております。今議会では令和2年度決算をはじめ、一般会計補正予算案や市道路線の廃止など21件の案件を議会に提案報告いたします。
一般会計補正予算案の内容ですが、市の感染症対策の取り組みとして、新型コロナウイルスワクチンの接種回数の増加に係る経費や、医療機関が開業時間外及び休日にワクチン接種を行った場合の接種費用の上乗せに係る経費を追加します。
また、地域経済への支援として、今年度すでに実施しているプレミアム付き商品券事業を追加実施する内容を計上しています。現在実施中のプレミアム付商品券事業は、発行冊数8万冊に対して2倍を超える購入希望をいただきました。このため、追加実施では発行冊数を増加します。併せて、市内事業者が感染予防に係る備品等を購入した場合の補助期間を延長し、市民生活および市内事業者のさらなる支援に繋げます。
このほか、デジタル機器を活用した高齢者健康増進事業として、高齢者の社会参加促進や自発的なフレイル予防・介護予防活動に繋げていく取り組みを新たに開始します。この事業は、調布スマートシティ協議会のヘルスケア関連事業として位置づけ、調布市とアフラック生命保険株式会社及び電気通信大学の産学官連携によって実施するものであります。
この調布スマートシティ協議会に関してはすでに情報提供させていただいておりますが、今後、参加する民間企業も増加し、あらゆる観点を視野に入れスピード感を持って、市民生活の総合的な福祉向上のため様々な施策に繋げていきたいと思っております。
その他の一般会計補正予算案及び議案の具体的な内容については担当から説明させていただきます。最後になりますが、お集まりいただきました各報道機関の皆様におかれましては、本日の記者会見でお知らせする調布市の取り組みについて、ぜひともお取り上げていただきたく、ご高配賜りますよう重ねてお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

令和3年第3回調布市議会定例会提出議案概要

  • 令和3年度一般会計補正予算 1件
  • 健全化判断比率等について 1件
  • 令和2年度一般会計歳入歳出決算の認定 1件
  • 令和2年度特別会計歳入歳出決算の認定 5件
  • 令和2年度特別会計等補正予算 3件
  • 市道路線の廃止 3件
  • 権利の放棄 3件
  • 固定資産評価審査委員会委員の選任 2件
  • 教育委員会教育長の任命 1件
  • 人権擁護委員候補者の推薦 1件

配布資料

その他の情報提供

  1. デジタル機器を活用した高齢者健康増進事業について
  2. 調布市パラアート展2021

このページに関するお問い合わせ

調布市行政経営部広報課 

電話番号:042-481-7301・7302

ファックス番号:042-489-6411

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