印刷
ページ番号:3913
掲載開始日:2022年2月18日更新日:2022年2月18日
ここから本文です。
(2月18日発表)武者小路実篤記念館の梅の花が開花
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
新しき村から贈られた梅が咲き始める
調布市武者小路実篤記念館の中庭の梅の花が咲き始めました。
記念館の中庭の梅は、新しき村で長年栽培されていた木を、平成6(1994)年の資料館増築のお祝いとして贈られたもので、三本のうち薄紅色の八重の花が2月15日(火曜日)に一輪開花していることを確認しました。周りの蕾も花びらの色が見えており、次々とほころびそうです。
新しき村は、武者小路実篤が誰もが平等に人間らしく生きられる社会の実現を目指して大正7(1918)年に宮崎県に創設した共同体で、その後昭和14(1939)年に埼玉にも開設し、創設103周年を過ぎた今日も宮崎と埼玉の二ヵ所で営々と活動を続けています。
埼玉の新しき村は、梅の産地・越生に近く、昭和15(1940)年から梅の栽培を行ってきました。
実篤記念館では、毎年、新しき村から贈られた梅の花が見頃を迎える2月下旬に「観梅のつどい」を開催しています。今年は2月19日(土曜日)に、午後1時から、地元・仙川の桐朋学園大学音楽学部の学生による弦楽四重奏のミニコンサートをお楽しみいただきます。(申し込み締め切り済み)
また、企画展「形を楽しむ 彫刻・木工・陶磁器」を2月27日(日曜日)までの会期で開催しております。
このほか、記念館に隣接する実篤公園では、菖蒲園の土手で福寿草が見頃を迎えており、園内のあちこちで様々な種類の椿が咲き、また旧実篤邸玄関前の石垣の上では蕗の薹も頭を覗かせています。
早春の実篤公園をお楽しみください。
問い合わせ先
一般財団法人 調布市武者小路実篤記念館
- 郵便番号182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
- 電話 03-3326-0648
- ファクス 03-3326-1330
- Eメール kinenkan@mushakoji.org