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ページ番号:3929

掲載開始日:2022年2月22日更新日:2022年2月22日

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(2月21日発表)令和4年第1回定例記者会見

(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

令和4年第1回調布市議会定例会に伴う定例記者会見

市長あいさつ

報道機関の皆様におかれましては、お忙しい中、調布市の定例記者会見にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。

また、日頃から調布市に関する情報を数多く取り上げていただき、感謝申しあげます。

本日は、令和4年第1回調布市議会定例会における議案のほか、新型コロナウイルス対策等様々な情報を提供させていただきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。

はじめに、新型コロナウイルス感染症についてであります。

年明けからのオミクロン株による感染急拡大によって国内感染者数が爆発的に増加し、東京都に適用された、「まん延防止等重点措置」の期間が、3月6日、日曜日まで延長されたところです。

東京都における一日当たりの新規感染者数は、今月初めには、一時2万人前後という日が続いておりましたが、現在は、その頃と比べやや減少した感はあるものの、昨日の発表においても1万2935人と、未だ多くの方々が日々感染しており、予断を許さない状況であることに変わりありません。

このような中、調布市においても感染者数が増え、中でも子どもたちの感染によって調布市立小・中学校では、複数の学校でやむを得ず学級または学年閉鎖を行いました。また、多くの保育園や幼稚園でも同様の状況となり、児童生徒や教職員の体調を最優先した対応とはいえ、休園等により、保護者の皆様にはお子さんが在宅となり、勤務の調整などで大変なご負担、ご心配をおかけしていることと思います。

なお、各学校においては、子どもの学習機会を確保するため、できる限り授業を止めない取組として、感染に不安がある、または自宅待機となったお子さんのいるご家庭などが、オンラインで授業を選択することを可能とする取組を行っております。

また、コロナ禍の収束に向けて鍵を握るワクチン接種ですが、調布市では引き続き、調布市医師会から多大なるご協力をいただきながら、3回目のワクチン接種を鋭意進めているところです。市では既に18歳以上の市民を対象に、2回目のワクチン接種の6か月経過後から、3回目の接種が可能となっております。昨年の9月末までに希望者全員に2回目の接種を打ち終えるという東京都の中でも最も早い部類の自治体でありましたから、3回目も6カ月の間隔で接種が可能というところですから、3回目についても最も早い進展で対応しているといえると思います。

昨年の1・2回目のワクチン接種と同様、電気通信大学にもご協力いただき、本日、2月21日月曜日から4月4日月曜日までの間、同大学の体育館をお借りし、最大で約6万人分のワクチン接種を実施していきます。加えて、同大学の同会場では、市内の福祉施設や保育園、学校等で働く、いわゆるエッセンシャルワーカーの皆さんにも早期に接種していただくことといたしております。エッセンシャルワーカーの多くの方が対象となっておりますので、この会場をご提供いただくことができて大変ありがたいことだと思っております。これらの取組により、希望する全ての市民が速やかに3回目のワクチン接種を終えられるよう全力で取り組んで参ります。

さらに5歳から11歳までの小児のワクチン接種についても、3月から実施できるよう現在、調布市医師会と調整しているところです。

次に、先日入りました吉報を皆さまにご報告させていただきます。

昨年行われた東京2020パラリンピック競技大会で、調布市応援アスリートの一人であるパラローイングに出場されました有安涼平選手が、今度は、来月開催される北京パラリンピック競技大会において、「クロスカントリースキー視覚障害部門」に出場することが決定したとの知らせを受けました。

夏・冬続けての出場には、ご本人の並々ならぬご努力があってのことと思います。

夏に引き続き、有安選手の活躍を、市を挙げて全力で応援させていただきます。

さて来週、2月28日月曜日に開会を予定している令和4年第1回調布市議会定例会ですが、本議会はご存知のとおり予算議会となります。

それでは、私から令和4年度の市政経営と一般会計予算案の概要について申し上げます。

令和4年度は、現行総合計画の最終年次として、計画に位置付けた施策・事業の推進を図るとともに、引き続き市民に寄り添い、市民生活に安心感をもたらすことができるよう、感染症対策を継続して参ります。

そして、市民とともに夢のある未来を創造・共有する次期総合計画の策定と併行しながら、引き続き、市政の第一の責務である市民の安全・安心の確保、市民生活支援のほか、コロナ禍収束後を見据えつつ市政の重要課題への対応に全庁一丸となって取り組む必要があります。

こうしたことから、令和4年度の予算は、「市民の安全・安心を守り、市民生活を支える取組を継続するとともに、未来につなぐまちづくりに向け必要な取組を推進する予算」として編成いたしました。

令和4年度の一般会計の予算額は、952億7000万円で、前年度と比較して51億5000万円、5.7パーセントの増となり、過去最大の予算規模となっています。

歳出では、障害者・高齢者・子ども施策や社会保障関係経費などの民生費が、504億8000万円余、構成比は53パーセントで、引き続き第1位となっています。

次いで、小中学校施設整備などに取り組む教育費、以下、総務費、土木費の順となっております。

それでは、令和4年度に新たに実施する事業や、拡充する事業について主な取組を、ここでご紹介します。始めに、子育て家庭への支援についてです。出産後の母親の心身のケア及び育児サポート等を行っている産後ケア事業については、新たに専門職が妊婦のご自宅を訪問する「アウトリーチ型」の取組を開始いたします。

次に、市立小中学校において近年増加している不登校の児童・生徒への支援として、早期対応が重要であることから、一人一人の状況に応じた多様な学びを保障するため、新たに、不登校初期等の児童・生徒に対し、訪問支援員による家庭訪問に取り組みます。

次に、学校施設の整備に関してです。市の東部に位置する、若葉小学校・第四中学校における、不足教室対策及び老朽化への対応として現在、小学校施設と中学校施設を一貫型にする施設整備を検討しています。令和4年度は、事業着手に向けて公民連携による整備手法の一つである、PFIの導入検討を進めて参ります。これは一貫型の学校を作るということではないですが、隣接するこれら学校においてこういう取り組みを行うということであります。

次に、現在、市内の北部地域にある、クリーンセンター跡地において、公有地を活用した公民連携手法によって整備を進めている民間商業施設内に公共施設「(仮称)調布市ふじみ交流プラザ」の整備を進めており、この春に開設を予定しています。

この公共施設の整備にあたっては、これまで、継続的に地域の方々と意見交換を重ね、施設の機能としては、地元の皆様からの要望が高かった、地域交流等コミュニティ機能及び高齢者の健康増進機能を兼ね備えた施設となります。

なお、「(仮称)調布市ふじみ交流プラザ」については、今議会にて設置条例を上程することとしています。三鷹市との共同事業でごみ処理場を建設した訳でありますが、その過程において地域からこういう施設の待望論も多かったこと行う事業であり我々にとっても感慨深い事業であります。
次に、総合福祉センターについては、今般、取りまとめた「総合福祉センターの整備に関する考え方」に基づき、京王電鉄株式会社から市に対して「まちづくり提案」のあった、京王多摩川駅周辺地区における「駅前複合拠点地区」への移転に向けた取組を進めます。

本年度内に京王電鉄と覚書を取り交わすこととしており、令和4年度予算において、新たな総合福祉センターの整備に係る経費を計上しております。

次に、市における水と緑による快適空間づくりの施策として、里山環境を構成する貴重な都市農地と水辺環境の保全・活用を図るため、市の北部地区に位置する、深大寺・佐須地域において農業公園の暫定運用を開始します。

続いて、市では、調布駅周辺の中心市街地のまちづくりを推進しているところですが、京王線の地下化に伴って創出された、線路跡地については、にぎわいや交流、うるおい、やすらぎの貴重な都市空間として活用することとし、映画ゾーンと位置付けた市役所西側の京王線・線路跡の鉄道敷地公園については、クラウドファンディングを活用し、「映画のまち調布」の特色を生かした設えの整備を段階的に進めます。

なお、調布駅前の整備については、令和7年度末までの完成を目標に、交通結節点機能の向上とにぎわいの創出等を図り、南北を一体的に整備することとしていますが、令和4年度については、北側ロータリー車道部や南側の電線共同溝の工事に着手します。

最後に、本年は名誉市民で故水木しげる氏の、生誕100周年の年となります。大正11年3月8日にお生まれになられ、来月で生誕100周年ということになります。これを記念して、令和4年度は、「生誕100周年記念プロジェクト」を展開して参ります。その内容としましては、水木プロダクションをはじめとする関連企業等と連携し、水木氏の御功績を後世に伝えつつ、水木作品や著作に触れる機会の創出に注力することで、従来からの全国のファンはもとより、子どもから大人まで幅広い世代が新たに水木作品に触れる機会を創出し、まちづくりにも生かす取組を大きく推進します。ゲゲゲ忌等の産業振興施策に加え、平和祈念事業をはじめとする様々な事業を有機的に連動させ、「水木マンガの生まれた街 調布」の更なる推進を図って参ります。

このほか具体的な内容は、この後、担当部長から説明させていただきます。最後になりますが、お集りいただきました各報道機関の皆様におかれましては、本日の記者会見でお知らせする調布市の取組について、ぜひとも取り上げていただきたく、ご高配を賜りますようお願い申しあげます。本日はよろしくお願いいたします。

令和4年第1回調布市議会定例会提出議案概要

  • 令和3年度 一般会計補正予算 1件
  • 令和3年度 特別会計等補正予算 4件
  • 条例の制定 2件
  • 条例の一部改正 7件
  • 令和4年度 一般会計予算 1件
  • 令和4年度 特別会計予算 5件
  • 農業委員会委員の任命等 22件

配布資料

その他の情報提供

  1. 深大寺周辺店舗スタンプラリー
  2. 井上あずみファミリーコンサート
  3. 調布市民歌舞伎
  4. 深大寺だるま市(資料なし)3月3日(木曜日)・4日(金曜日) 深大寺境内・参道周辺

このページに関するお問い合わせ

調布市行政経営部広報課 

電話番号:042-481-7301・7302

ファックス番号:042-489-6411

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