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掲載開始日:2022年3月9日更新日:2022年3月9日
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(3月8日発表)武者小路実篤記念館コーナー展示「実篤と2度の震災」
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
全国文学館協議会共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」参加企画
全国文学館協議会(1995年設立、現在加盟館104館、3団体。会長・山崎一頴)では、東日本大震災発生を機に2013年3月より共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」を始めました。災害を記憶にとどめ、語り継ぐために、継続してきたこの企画は、10回目となる今回も31館が参加しています。
当館はその趣旨に賛同し、初回から毎回参加しております。今回も3月5日(土曜日)から4月17日(日曜日)に開催する春季展「あの人が見た実篤 実篤の交流関係」において、コーナー展示「実篤と2度の震災」を行います。
大正12(1923)年9月1日に関東大震災が発生した時、武者小路実篤は宮崎県の新しき村に居住しており難を逃れましたが、東京・麹町の生家は全焼し、生まれ育った東京の街は壊滅的な被害によって大きく姿を変えました。
7年後、1930年(昭和5年)11月26日に北伊豆地震が発生した時、実篤は伊豆長岡の定宿で被災し、宿の旧館が倒壊し顔見知りの女中が亡くなりましたが、実篤は泊まっていた部屋が関東大震災後に建てられた頑丈な建物だったため無事でした。
自伝小説の原稿などで、当時の被災状況と実篤の2度の震災の経験を紹介します。
会期
令和4年3月5日(土曜日)から4月17日(日曜日)
(注)展示資料や展示崇敬の画像の提供が可能です。
問い合わせ先
一般財団法人 調布市武者小路実篤記念館
- 郵便番号182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
- 電話 03-3326-0648
- ファクス 03-3326-1330
- Eメール kinenkan@mushakoji.org
(注)全国文学館協議会共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」問い合わせ先
日本近代文学館(東京都目黒区駒場4-3-55)内 全国文学館協議会事務局
電話 03-3468-4181