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掲載開始日:2023年2月2日更新日:2023年2月2日
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令和4年度東京都市町村ボッチャ大会が開催される
27自治体を代表する48チームが参加
令和5年1月28日(土曜日)、立川市泉市民体育館にて令和4年度東京都市町村ボッチャ大会が開催されました。
障害の有無や年齢・性別などにかかわらず、誰もが同じルールのもとで楽しむことができる競技として、東京2020大会をきっかけに知られるようになったボッチャ。この大会は、ボッチャを広く多摩地域で実施することで、東京2020大会の多摩地域全体におけるレガシーとして、パラスポーツも含めたインクルーシブスポーツの普及・啓発を図っていくことを目的に、多摩地域の市町村が連携して行っています。
令和元年度に第1回大会を実施して以降、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていましたが、今年ようやく3年ぶりに2回目の大会を開催することができました。
今回は、多摩地域の27自治体から選出された48チーム総勢200人が参加しました。
お揃いのTシャツや帽子、小物を身に付けているチームも多く、皆さん気合がひしひしと伝わります。小さいお子さんから年配の方、また様々な障害をお持ちの方も、各チーム一丸となって熱戦を繰り広げました。どの試合も本当にハイレベルで、大会が中止となっている間も皆さんが練習を重ねて腕を磨いてきたことがよく分かりました。
真剣勝負の後にはお互いのプレーを褒め合ったり、一緒に記念写真を撮影する和やかな場面も。各チームが自治体の枠を越え交流を深める貴重な時間ともなりました。
調布市からも2チームが出場
調布市からは令和4年12月11日(日曜日)に開催された「パラスポーツボッチャ調布市交流会」で上位の成績を収めた「チームK」と「経済同友会ボッチャ部」の2チームが出場しました。
調布市交流会では圧倒的強さを誇った2チームですが、他自治体の代表チームもレベルが高く、「経済同友会ボッチャ部」は惜しくも得失点差で決勝トーナメント進出を逃しました。
「チームK」は決勝トーナメント1回戦に進出。接戦となりますが、相手チームにわずかに及ばず2回戦進出はかないませんでした。
残念な気持ちもありますが、両チームとも「来年また頑張ります!」と早くも次大会に向けて気合十分。ぜひまた来年、リベンジを果たしてほしいと思います。
48チームの頂点は
準々決勝、準決勝とトーナメントが進むにつれ、会場に漂う緊張感も増していきます。三鷹市代表「ボッチャッチャ」と小金井市代表「BOCCIA LOVE IT」の対決となった決勝戦では、会場にいる全員が1コートに釘付けに。どちらもお子さんを含むメンバー構成のなか、精度の高いスーパーショットを繰り出すお子さんに大勢の大人が「おおー!」と唸る様子は、インクルーシブスポーツならでは光景でした。
そして、激闘を制し優勝を果たしたのは、お父さん、お母さんと小学1年生のお子さんの3人で結成した三鷹市代表の「ボッチャッチャ」でした。家族で一緒に取り組めるスポーツということでボッチャを始めたとのこと。お子さんは、この日たくさんの人に「すごいね!」「上手だね!」と褒めてもらい、とてもうれしかったそうです。
令和5年度の開催地は東久留米市
3年ぶりの大会にご参加いただいた皆さん、また大会運営にご協力いただいた大会サポーターの皆さん、どうもありがとうございました。
来年の「東京都市町村ボッチャ大会」は東久留米市での開催が決定しています。ぜひまた来年の大会に向けて各地域で練習を頑張ってください。また、今までボッチャを体験したことのない方も、誰もが楽しめるインクルーシブスポーツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。調布市でもまた予選会を行う予定です。
市では、今後も様々な関係団体などと連携し、このような事業を開催することで、パラスポーツの振興と障害理解の促進、そしてスポーツの力による共生社会の実現を目指していきます。