(実施報告)調布市非核平和都市宣言40周年記念事業「国際理解講座2023 -世界の"いま"と平和を考える-」

世界に目を向けると、今なお多くの尊い命が犠牲となる現状がある中、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代へと着実に伝え続けていくことが重要です。子どもたちの平和への想いをはじめ、本イベントを通じて、平和の大切さを見つめなおすきっかけとしていただくため、調布市非核平和都市宣言40周年の記念事業として実施しました。

日時

令和5年12月9日(土曜日)午後1時から4時まで

場所

グリーンホール　大ホール

来場者数

210人

内容

ピースメッセンジャー2023・ピースメッセンジャージュニア2023活動報告

市は市内の中学生(ピースメッセンジャー)や小学生(ピースメッセンジャージュニア)を被爆地へ派遣する事業を行っています。
子どもたちが派遣を通して学んだことや感じたことを報告しました。
子どもたちの報告後、FC東京クラブコミュニケーターの石川直宏氏よりご講評をいただきました。
本事業は、FC東京、株式会社渋谷不動産エージェント、NPO法人ちょうふこどもネットにご協力いただいています。

 

ウクライナ出身の留学生にきく「ウクライナのこと」

ウクライナ出身の調布市国際交流協会(CIFA)会員が、ウクライナの文化、料理、音楽や簡単な会話などを紹介しました。
講師　アナスタシア・ポリシュチュク氏(早稲田大学大学院生、CIFA会員)

調布市国際交流協会ホームページ（外部リンク）

 

地球のステージ

世界の紛争や貧困の地で、心に傷を負った人々への心のケアを中心とした国際医療支援活動を行う医師による、世界で出会った人々の明るくたくましく生きる姿を映像と音楽、語りによって伝えるコンサートを実施しました。
「ウクライナ篇」や「パレスチナ篇」を含め、世界の"いま"を考えることができる内容でご公演いただきました。
講師　桑山紀彦氏(NPO法人地球のステージ代表理事、心療内科医)

 

交流タイム

ホワイエには、CIFAの紹介や子どもたちが作成したメッセージボードなどを展示し、休憩時間と終演後にはピースメッセンジャー・ピースメッセンジャージュニアやアナスタシア・ポリシュチュク氏と来場者が交流する時間を設けました。多くの来場者が報告や講演の感想を伝えたり、質問を投げかけるなど出演者と交流する姿が見られました。

 

 

その他

この事業は国際交流平和基金を活用して実施しました。

主催

調布市、調布市国際交流協会

協力

NPO法人地球のステージ、FC東京、株式会社渋谷不動産エージェント、公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団